ここでは、エクストレイルの実際に走行した時の実燃費を紹介します。
渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでエクストレイルの燃費が実際どの位なのか?燃費数字を出してみました。
※調査対象車種
エクストレイルハイブリッド 20X 4WD(車両重量1,640㎏)
エクストレイル 20X 4WD(車両重量1,500㎏)
グレード選定に関しては、サンプル数の多かった4WD 5人乗りをチョイスしています。
エクストレイルの市街地(渋滞含む)の燃費は?
実燃費
13.6㎞/L(エクストレイルハイブリッド)
9.4㎞/L(ガソリン)
エクストレイルハイブリッドは良好な燃費性能
エクストレイルハイブリッドは、1つのモーターで発電と駆動を兼ねる方式を採ることによって、軽量コンパクトなシステムになっています。
気になるハイブリッドの燃費性能は、期待通りの結果となりました。
車両重量と走行抵抗が大きな4WDですので、この燃費性能は良好と言えると思います。
尚、エクストレイルの4WDシステムは、オーソドックスなプロペラシャフトを介して後輪に動力を伝達する方式です。トヨタのE-Fourとはこの点が違います。
ガソリンモデルも充分な燃費性能
車両重量はハイブリッド程ではありませんが、それでも1,500㎏ありますし、4WDの走行抵抗を考えると、エクストレイルのガソリン車も充分良好な実燃費結果と言えると思います。
ユーザー評価も同様で、満足度は高いです。
エクストレイルの郊外・幹線道路の燃費は?
実燃費
16.3㎞/L(エクストレイルハイブリッド)
13.0km/L(ガソリン)
期待通りの実燃費のエクストレイルハイブリッド
エクストレイルハイブリッドの郊外路や幹線道路の実燃費は15㎞/Lを超えており、ハイブリッドの性能をしっかりと発揮していると言えると思います。
ユーザーの満足度も高い、期待通りの結果でしょう。
良好な実燃費のガソリンモデル
郊外路や幹線道路の実燃費が、ガソリン車でここまで伸びてくれれば、充分に良好な結果だと思います。
エンジン自体の燃費性能がしっかりと結果に反映されていると思います。
エクストレイルの高速道路中心の燃費は?
実燃費
18.8㎞/L(エクストレイルハイブリッド)
15.3㎞/L(ガソリン)
エクストレイルハイブリッドの高速実燃費は良好な結果に
素晴らしいと言って良い結果だと思います。
しっかりとした悪路走破性を備えたSUVですので、燃費性能を追求するには厳しい条件の車というのが基本的な印象ですが、高速道路では20㎞/Lも視野に入る結果ですので、上手く二兎を追っていると思います。
ガソリンモデルも良好な燃費
エクストレイルのガソリン車の高速実燃費は15㎞/Lを超える結果となり、エンジンの燃費性能の高さを表しています。当然ながらユーザー満足度も高いです。
エクストレイルの平均燃費は?
平均実燃費
16.2㎞/L(エクストレイルハイブリッド)
12.6㎞/L(ガソリン)
エクストレイルハイブリッドは満足度の高い燃費性能
平均燃費で15㎞/Lを超えて来ましたので、ユーザーも納得しています。2000cc4WDと言う組み合わせを考えれば、良好な燃費と言えるでしょう。
エクストレイルのガソリン車も大健闘
このRVジャンルのガソリンモデルであることを考えれば、エクストレイルのガソリン車の平均実燃費は、とても良く健闘していると言って良いでしょう。
ライバル車の実燃費と比較!
エクストレイルとマツダ CX-5の実燃費を比較
※比較対象車種
・CX-5 XD Lパッケージ 4WD(2,200ccディーゼルターボ)
・CX-5 25S Lパッケージ 4WD(2,500ccガソリン)
比較対象車種の選択としては、エクストレイルと同様に4WDをチョイスしました。
但し、CX-5ガソリンモデルは、4WDに2,000ccエンジンの設定がありませんでしたので、2,500ccとなります。そのためエクストレイルと比べて、ガソリン車の比較はCX-5が少し不利な条件と言えるでしょう。
市街地の燃費を比較
エクストレイル: 13.6㎞/L(ハイブリッド)
エクストレイル: 9.4㎞/L(ガソリン)
CX-5:11.3㎞/L(ディーゼル)
CX-5: 9.6㎞/L(ガソリン)
エクストレイルハイブリッドとCX-5ディーゼルの比較では、ハイブリッドの燃費数値の方が良好という結果となりました。
ストップ&ゴーの市街地では、ハイブリッドの効果が大きく出るということでしょう。
ガソリンモデル比較では、同等という結果になりました。ストップ&ゴーと言う環境で、CX-5の2500ccのトルクが有効に働いたと予測できます。
幹線道路の燃費を比較
エクストレイル:16.3㎞/L(ハイブリッド)
エクストレイル:13.0㎞/L(ガソリン)
CX-5:14.9㎞/L(ディーゼル)
CX-5:12.2㎞/L(ガソリン)
ハイブリッドは幹線道路でも大きなアドバンテージを持っていることがわかります。
ディーゼルも幹線道路では効率良く走行することが可能になるので、差を縮めています。
ガソリンモデルは、ほぼ互角ですが、エクストレイルの方が少し良い数値が出ていますね。
高速道路の燃費を比較
エクストレイル:18.8㎞/L(ハイブリッド)
エクストレイル:15.3㎞/L(ガソリン)
CX-5:17.9㎞/L(ディーゼル)
CX-5:14.5㎞/L(ガソリン)
エクストレイルハイブリッドは、高速走行でもしっかりと燃費を伸ばし、ディーゼルとの燃費差を広げました。
ガソリンモデルは、市街地と同じ差となっています。
排気量の差が影響している可能性もありますが、ほぼ互角と言って良いと思います。
平均実燃費を比較
エクストレイル:16.2㎞/L(ハイブリッド)
エクストレイル:12.6㎞/L(ガソリン)
CX-5:14.7㎞/L(ディーゼル)
CX-5:12.1㎞/L(ガソリン)
平均燃費で見ると、エクストレイルハイブリッドがCX-5ディーゼルに対して1.5㎞/L優位という結果になりました。
ガソリンモデルは、排気量差を考えれば、ほぼ互角という結果です。
カタログ燃費達成率を比較
エクストレイル:13.6÷20.0=81.0%(ハイブリッド)
エクストレイル: 9.4÷16.0=78.6%(ガソリン)
CX-5:11.3÷18.0=81.7%(ディーゼル)
CX-5: 9.6÷16.0=82.8%(ガソリン)
カタログ燃費達成率は、エクストレイル、CX-5の4グレードともに素晴らしい結果となりました。
ユーザーにとって一番重要なのはカタログ公表燃費ではなく、実燃費です。これだけの達成率を出してくれれば、購入して満足を感じる方が大半なのではないでしょうか。
エクストレイルは『買い』か?
※エクストレイル 出典nissan.co.jp
エクストレイルのハイブリッドモデルもガソリンモデルも、カタログ燃費達成率は良好なので、どちらを購入しても満足できるでしょう。
SUVとしての走破性をしっかりと持つ車として、これだけの経済性を提供してくれれば、ユーザーとしては満足度が高いと思います。
ガソリンモデルも2,000ccの5ナンバー枠を維持してくれていることも好印象ですし、現実問題として、自動車税も含めた総合的な経済性をユーザーに提供してくれる車です。
エクストレイルの値引き交渉はしっかりとやろう
エクストレイルを購入するなら、気になるのはその価格ですね。
新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。
当サイトのエクストレイル値引き交渉マニュアルを見れば、簡単にエクストレイルから値引きを引き出すことが出来ます!是非ご参考ください。
エクストレイルのガソリン代や自動車保険料などの節約には【エクストレイルの維持費を安くする】もご覧ください。
-- 2007年8月22日~2013年11月生産モデル --
・エクストレイル参考グレード エクストレイル 2.0 20X 4WD |
・エクストレイル参考グレードカタログ燃費 13.2km/L |
・渋滞を含んだ都市部の一般道の燃費 7.8km/L |
・流れの良い一般道の燃費 |
・高速道路走行時の燃費 11.7km/L |
・エクストレイル総合平均実燃費 10.7km/L |
・エクストレイル参考グレードガソリンタンク量 65.0L |
・平均実燃費からガソリン満タンで走れる距離(ガソリンタンクに5L残し) 60.0L×10.7km/L=642.0km |
・ガソリン満タンの金額(ガソリンタンクに5L残し) ※ガソリン価格は2013年12月現在全国平均 60.0L×レギュラー148.7円=8922円 |