「圧倒するか、圧倒されるか」その挑発的なスタイルは、揺るぎないクオリティがあってこそ。
アルファードと双璧をなすトヨタのLLクラス大型ミニバン・ヴェルファイア。
ここではそんなヴェルファイアの中古車を、もっとお得で割安に購入するための「狙い目」や「買い時」を徹底分析。
皆さんがヴェルファイアの中古車を購入するご参考にどうぞ。
お得な中古車をかんたんに探す方法
ガリバーの中古車ご提案サービスなら、希望する車種や条件、予算などを伝えれば、 ぴったりの中古車を無料で探してくれます。
なので自分で1台1台中古車を探したり、比較する手間や時間が掛かりません。
全国約40万台の中古車を掲載しているグーネットから探してくれるので、様々なニーズに合ったお買い得な中古車が見つかるでしょう。
「燃費のいい車を探して」「維持費が安くて総額100万以内に収まる車を探して」などと言ったリクエストも可能です。中古車探しで気になる事は、何でも相談してみるといいでしょうね。
これが狙い目!お得で格安なヴェルファイア中古車の選び方
ヴェルファイアの中古車には、新車と違って定価がありません。
それもそのはず、新車と違ってヴェルファイアの中古車は、それまでどのように乗られて来たか≒価値が残っているor付加されているかによって、1台1台コンディションが異なるからです。
つまり、割安に購入できる「狙い目」を知っておけば、お得にヴェルファイアの中古車が手に入れられる……という訳で、さっそく紹介していきます。
ヴェルファイアの中古車が最も割安で買えるボディカラーはこちら!
- スパーリングブラックパールクリスタルシャイン
- バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク
ヴェルファイアの中古車相場は、そのボディカラーによって大きく変わってきます。
ヴェルファイアには現在7カラーが設定されていますが、その中で特に人気の高いホワイトパールクリスタルシャインとブラックは、他の5カラーに比べて約10万~30万円以上も高くなっています。
なので、他の5カラーを選べばヴェルファイアの中古車を割安に購入できるのですが、その中でも上記の2カラーは、より割安に購入できるのです。なぜか?
それは、上記2カラーはメーカーオプションの有料カラーだからです。
結果として中古車相場はほぼ同額ですが、上記2カラーはオプション料金の32,400円ぶん元値(新車価格)が高い……ということは、それだけ他カラーよりも値下がり幅が大きくなるから、相対的に最も割安と言えるのです。
なので、上記2カラーのパープル&ブラック&ブルーの絶妙な色調が気に入った方には、これ以上ない「狙い目」となるでしょう。
また、シルバーは上記2色よりもさらに相場が下がるので、初期費用をとことん抑えたいなら、シルバーが割安に購入出来ておすすめです。
ヴェルファイアの寿命は20万キロ以上!過走行のヴェルファイア中古車を格安で購入しよう
ヴェルファイアに限った話ではありませんが、中古車を探す時、まず手掛かりにするのが残り寿命の目安となる走行距離だと思います。
なるべく走行距離の少ないヴェルファイアを選びたいものですが、走行距離が10万キロを超えた中古車は「過走行」として、多くの人が敬遠してしまいます。
すると当然、販売店としても値下げしなければ売れないため、割安で購入できることになりますが、すぐに壊れて「安物買いの銭失い」ではたまりません。
でも、本当にそうなのでしょうか?
それでは「論より証拠」、業者オークションで過走行ヴェルファイアを調査して、その寿命を割り出していきましょう。
まず、過去3か月以内に業者オークションで取引されたヴェルファイアは全部で約3,300台。
そのうち、走行距離が10万キロを超えた過走行車は約580台なので、およそ5~6台に1台は過走行車(全体の約17.5%)となります。
そこまで極端に少なくないことを確認したら、今度は走行距離でヴェルファイアの車両状態を追いかけていきます。
20万キロを超えたヴェルファイアを片っ端から調べたものの、クルマにとって致命的なエンジン廻りのトラブルは、1台も見つかりませんでした。
これでは寿命にはっきりとした見当はつけられませんが、ここは手堅くヴェルファイアの寿命を仮に20万キロ以上としておきましょう。
すると、走行距離10万キロ超で購入した過走行ヴェルファイアが約10万キロ走れることになります。
一般的なクルマの走行ペースは1万キロ/年と言われているので、10年近くは乗れる割安な狙い目と言えます。
ヴェルファイアの修復歴あり中古車は安いけど買っても大丈夫?
事故などによってヴェルファイアのフレームに一定以上のダメージを受けると「修復歴」アリとなり、ヴェルファイアの中古車相場が約30万~50万円以上も下落してしまいます。
中古車を購入する立場にすればラッキー!とも言えますが、なんせ修復歴≒事故歴なので、走行中に不具合が出るかも知れないリスクを考えると、やっぱり「命あっての物種」と思ってしまいます。
それでもMAX50万円も安くなるチャンスは見逃せない!というあなたは、闇雲に買うよりも修復箇所が「後方」にあるヴェルファイア中古車の中から「狙い目」を探すといいでしょう。
※前方&側方からのダメージを受けてしまったヴェルファイアは、見た目以上に内部ダメージを受けていることが多いため、やめておいた方が無難です。
修復歴は一定以上のダメージであれば、どんな大事故だろうとちょっと当てちゃったレベルでも、中古車として再販されればすべて同じ修復歴と見なされます。
つまり走行に支障がなく、かつしっかり修復歴アリになっているヴェルファイアが、割安に購入できる「狙い目」となるのです。
ただし、素人判断は危険すぎるため、スタッフの方に詳しく訊いたり、業者オークションの出品表があれば見せてもらったりしましょう。
※上記オークションデータは後方のみの修復(XX=交換済み)で収まっています
4WDの中古車と2WDではどちらに割安感があるか?
ヴェルファイアのガソリン車には、2WDと4WDの2通り駆動方式が設定されています。
新車時は約19万円の差がありますが、中古車相場ではこの差がほとんどなくなります。
つまり4WDの方が大きく値下がりするので、中古車として購入する場合、4WDの方が割安となります。
ただし、自分が売る時もその影響は受けるので「割安で買えたんだからいいか」と割り切るか、徹底的に乗りつぶしてしまうなど、あらかじめ見込んでおいた方がいいでしょう。
ツインムーンルーフの装着している/いないでは、どっちのヴェルファイア中古車が割安?
ヴェルファイアの天井に窓をつけることで光を採り込み、明るく解放的な車内空間を創出できる人気オプションのツインムーンルーフ。
メーカーオプションで装備することが出来ますが、ヴェルファイアの中古車ではツインムーンルーフがついている/いないでどちらが割安なのでしょうか?
ヴェルファイアは海外市場に輸出されることが多く、ツインムーンルーフがある事によってオプション料金(118,800円)以上の付加価値がついています。
つまり、ツインムーンルーフがあることで割高になってしまうため、ツインムーンルーフはない方が割安でヴェルファイアの中古車を購入できることになります。
ただし、ツインムーンルーフは後付けができないメーカーオプションなので、どうしても欲しい方は、目先の安さだけで決めず、じっくり検討した方がいいでしょう。
リセールバリューの低いグレードほど中古車購入では割安に買える
ヴェルファイアには基本17グレードが設定されていますが、より割安に購入できるグレードはどれでしょうか。
ここでは、ボディタイプやパワートレイン、駆動方式で分類したヴェルファイアのグレード別リセールバリューをランキングにまとめました。
このランキング下位グレードほど、中古車で割安に購入できることになります。
【エアロボディ・ガソリン2WD車】
1位 2.5Z Gエディション(7人乗り)
2位 2.5Z Aエディション(7人乗り)
3位 2.5Z(7人乗り)
4位 2.5Z(8人乗り)
5位 3.5ZG(7人乗り)
6位 3.5エグゼクティブラウンジZ(7人乗り)
【エアロボディ・ガソリン4WD車】
1位 2.5Z Gエディション(7人乗り)
2位 2.5Z Aエディション(7人乗り)
3位 2.5Z(7人乗り)
4位 2.5Z(8人乗り)
5位 3.5ZG(7人乗り)
6位 3.5エグゼクティブラウンジZ(7人乗り)
【エアロボディ・ハイブリッド車】
1位 ハイブリッド2.5Z
2位 ハイブリッド2.5ZR
3位 ハイブリッド2.5ZR Gエディション
4位 ハイブリッド2.5エグゼクティブラウンジZ
※4WD・7人乗りのみ
エアロボディは全体的に3,500㏄よりも2,500㏄の方が高リセールとなりやすく、2,500㏄グレードの中では装備の充実した上位グレードほど高リセールとなりやすい傾向があります。
ちなみに、最上級グレードの3.5エグゼクティブラウンジZは700万円超の新車価格に見合った中古車相場とならず、相対的に大きくリセールを落としています。
【標準ボディ・ガソリン2WD車】
1位 2.5X(8人乗り)
2位 2.5V(7人乗り)
3位 3.5VL(7人乗り)
4位 3.5エグゼクティブラウンジ(7人乗り)
【標準ボディ・ガソリン4WD車】
1位 2.5X(8人乗り)
2位 2.5V(7人乗り)
3位 3.5VL(7人乗り)
4位 3.5エグゼクティブラウンジ(7人乗り)
【標準ボディ・ハイブリッド車】
1位 ハイブリッド2.5X(8人乗り)
2位 ハイブリッド2.5X(7人乗り)
3位 ハイブリッド2.5V(7人乗り)
4位 ハイブリッド2.5V Lエディション(7人乗り)
5位 ハイブリッド2.5エグゼクティブラウンジ(7人乗り)
※4WDのみ
その一方で、標準ボディはどのグレードも中古車相場がグレード相応におおむね横並び状態のため、初期費用≒車両本体価格の安いグレードほど高リセールとなりやすい傾向が出ています。
中古車からの値引きを成功させるためにしたい事
中古車を安く買うために、一番値引きに効くのが下取り車を高く売る事です。
ディーラーや中古車販売店へそのまま下取りに出す事は、実は一番損をしている可能性があります。
下取り車は決まった買取金額が無いので、複数の買取店に査定してもらい、査定金額を競ってもらわないと高く売れません。
複数の買取店と連絡を取って、査定のアポを取るのはかなりの手間ですが、下記の一括査定サービスなら簡単に出来てしまいます。
そのまま下取りに出すより、10万~30万円以上高くなることも珍しい事ではありません。いくらで売れるのか、まずは調べてみても良いでしょうね。
いくらで買える?ヴェルファイアの中古車相場とおすすめのヴェルファイア中古車
初代ヴェルファイアハイブリッドのおすすめ中古車と相場
型式 | ATH20W型 |
---|---|
生産 | 2011年9月~2015年1月 |
マイナーチェンジ | なし |
中古車流通台数 | 116台 |
中心価格帯 | 250万~280万円台 |
最安価格帯 | 190万~220万円台 |
最高価格帯 | 350万~380万円台 |
2011年9月、ガソリン車と合流する形で登場したヴェルファイアハイブリッド。
少し年数が経っているため、新車に比べればこなれつつある中古車価格帯が魅力ですが、いかんせんその台数は少なめなので、選択肢は限られてしまうかも知れません。
しかし、中には現行型にも引けを取らない良質車が見つけられるので、じっくりと吟味しながら探していきたいところです。
ココが変わった!初代ヴェルファイアハイブリッドのマイナーチェンジ内容
ガソリン車のマイナーチェンジと同時にデビューした初代ヴェルファイアハイブリッドには、マイナーチェンジが入っていません。
初代ヴェルファイアハイブリッド中古車の長所
- 車内空間が広々としていて快適
- ミニバンの中では好燃費
- 静かでゆったりとしたドライビングに最適
- 押しが強くてカッコいいエクステリアに定評
- 運転席からの視点が高く運転しやすい
初代ヴェルファイアハイブリッドについてユーザーの声をまとめたところ、上記のような長所が挙げられていました。
高級ミニバンの代名詞となっているヴェルファイアならでは、そのグレード感あふれる快適な車内空間には定評があります。
また、ミニバンの中では好燃費であることを強調される方もいて、静かでゆったりとした優美なドライビングが好評を集めていました。
他にも、ヴェルファイアならではの押し出しの強いエクステリアのカッコよさが人気を呼び、高い視点から運転しやすさをピックアップする方もいます。
せっかくのヴェルファイアですから、大いに堪能して欲しいと思います。
初代ヴェルファイアハイブリッド中古車の短所
- 街中でたくさん走っているため、特別感に欠ける
- インテリアのセンスが安っぽい
- 前席間にバッテリーが入るため、ウォークスルーができない
- 車重があるため、俊敏なドライビングは楽しみにくい
- クッションがやわらかすぎ、足回りがフワフワしていて酔いやすい
その一方で、初代ヴェルファイアハイブリッドに対してこんな不満も上がっていました。
これはある意味で大人気の裏返しですが、あちこちでヴェルファイアを見かけるため、何だか「ありふれた感」が否めませんが、それは皆さんがすごい&個性的なのであって、あなたもすごい&個性的な一人なのです。
他には、インテリアのセンスが安っぽい、車重があるので俊敏に走れない、クッションがやわらかすぎる上に足回りがフワフワして酔いやすいという意見がありました。
また、ハイブリッドシステムの構造上バッテリーを前席間に収めた関係でウォークスルーができないという不満もありましたが、そこに収めたおかげで後席の広々した快適空間を確保できたのですから、これも善しあしです。
いずれにせよ、こうした乗り心地についてはしっかりと試乗して、後悔のないよう確かめておきたいですね。
初代ヴェルファイアハイブリッドのおすすめ中古車
・2.4ZR
初代ヴェルファイアハイブリッドの中古車を選ぶなら、エアロボディで最も流通台数の多い(全体の約32%)ベースグレード・2.4ZRがおすすめです。
予算は中心価格帯の250万~280万円あれば、6~7年落ち/走行距離3万~7万キロ前後/修復歴なしのそれなりに良質な中古車を手に入れることができます。
しかし、これ以上予算を積んでもあまり車両条件がよくならない上、最高価格帯である350万円以上の予算を出すなら、2代目ヴェルファイアハイブリッドに手が届き始めます。
なので、あえて初代ヴェルファイアハイブリッドを購入するなら、安さと品質のバランスがとれた中心価格帯にとどめておくのがおすすめです。
【現行型】2代目ヴェルファイアハイブリッドのおすすめ中古車と相場
型式 | AYH30W型 |
---|---|
生産 | 2015年1月~販売中 |
マイナーチェンジ | 2017年12月25日 |
中古車流通台数 | 128台 |
中心価格帯 | 400万~430万円台 |
最安価格帯 | 340万~370万円台 |
最高価格帯 | 620万~650万円台 |
2015年1月のフルモデルチェンジで生まれ変わった現行型ヴェルファイアハイブリッド。
その流通台数は先代とほぼ同様に少なく、年数が浅いため中古車としての価格はあまりこなれていません。
それでも新車の購入を視野に入れれば、コストパフォーマンスに優れた中古車も多く見つけられるため、じっくりと探していきたいものです。
ココが変わった!2代目ヴェルファイアハイブリッドのマイナーチェンジの内容
2017年12月25日、2代目ヴェルファイアハイブリッドにマイナーチェンジが入りましたが、その主な変更点は以下の通りです。
- 第2世代予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備
- ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー等の意匠変更
- インテリアのメーター加飾やシート表皮、木目の色調を変更
- エアロ仕様の最上級グレード「エグゼクティブラウンジZ」を追加設定
- 「エグゼクティブラウンジZ」にブラック&ホワイトの専用インテリアを採用
- ハイブリッド車のエアロ仕様に「Z」グレードを追加設定
- V6・3.5ℓエンジン(2GR-FKS)&ダイレクトシフト8ATを採用
- 構造用接着剤の適応範囲拡大、高剛性ガラス接着剤の仕様によるボディ剛性の向上
2代目ヴェルファイアハイブリッド中古車の長所
- 高い視点と広い視界で運転しやすい
- より迫力感の高まったエクステリアに好評
- プラスチッキーだったインテリアが大きく改善
- ハイブリッドならではの滑らかで静かな走り
- 車重があるため惰性でよく進み、高速走行での燃費がよりよくなった
2代目ヴェルファイアハイブリッドの長所についてユーザーの意見を収集したところ、上記のようになりました。
大きな車格とワイドに開かれたフロントで視野を確保、ストレスなく安全運転ができる点にプラス評価が集まっていました。
また、ヴェルファイアの特徴的な迫力あるエクステリア、そしてプラスチッキーだったインテリアが改善されたことにより、よりハイグレード感を増しています。
他にも、ハイブリッドならではの静かで滑らかな走りは先代に引き続き、高速走行時は車重を活かした惰性走行で更なる燃費向上が見られました。
2代目ヴェルファイアハイブリッド中古車の短所
- メーカーナビに対する不満(操作性、多言語対応)
- 直進安定性に欠ける
- エクステリアに威圧感&抵抗感を覚える人も
- 遮音性が低く、うるさい
- ブレーキの効きが悪い
一方で、2代目ヴェルファイアハイブリッドに対しては、こんな短所を指摘する声もありました。
メーカーナビのタッチパネルがごちゃごちゃして操作性が悪く、また、多言語対応を求める声もありましたが、高級ミニバンの代名詞なればこそ、寄せられている期待も高いことが裏付けられています。
また、高速走行時の直進安定性に欠けるというインプレッションも少なくないほか、ミニバンに走行性能も求められる方には不評もあるようです(本来そういうクルマではない、という理解も示されてはいるものの)。
そして、迫力感が高まって「カッコいい」と評判なエクステリアですが、一方では威圧されているようで敬遠してしまうユーザーもいるようで、この辺りは好みの問題とも言えます。
他にも、遮音性の低さやドアを閉めた時の音が安っぽいとか、また、車重があるため若干ブレーキの効きが悪く感じられることもあるため、実際のドライブフィールを試乗して確かめておくといいでしょう。
2代目ヴェルファイアハイブリッドのおすすめ中古車
・2.5ZR
2代目ヴェルファイアハイブリッドの中古車を選ぶなら、流通台数が全体の約23%(4~5台に1台)をシェアしているエアロボディの2.5ZRがおすすめです。
予算は支払総額380万円前後から手が届くようになり、車両本体だけで500万円を超える新車価格にくらべて100万円以上も格安に購入できる点が魅力です。
もちろん、2~3年落ちで走行距離3~5万キロ前後、マイナーチェンジによる型落ちなどは我慢しなければなりませんが、たったそれだけのガマンで現行モデルのヴェルファイアハイブリッドに乗れるなら、安いと言えるでしょう。
ちなみに、マイナーチェンジ後の最新型ヴェルファイアハイブリッドですが、こちらは中古車市場にほとんど出回っていませんでした。
初代ヴェルファイアのおすすめ中古車と相場
型式 | ANH(20W、25W)、GGH(20W、25W)型 |
---|---|
生産 | 2008年5月~2015年1月 |
マイナーチェンジ | 2012年9月18日 |
中古車流通台数 | 1,880台 |
中心価格帯 | 215万~245万円台 |
最安価格帯 | 95万~125万円台 |
最高価格帯 | 325万~355万円台 |
初代ヴェルファイアは発売からある程度の年数が経って価格帯のこなれてきた前期型、マイナーチェンジから少し年数が経ったので価格帯に幅が出てきた後期型があります。
現行型である2代目ヴェルファイアに比べて2倍以上の流通台数があるため、豊富な選択肢の中からよりよい一台を探し出すことができるでしょう。
ココが変わった!初代ヴェルファイアのマイナーチェンジ内容
2012年9月18日、初代ヴェルファイアにマイナーチェンジが入っていますが、その時の主な変更点は以下になります。
- フロントグリルやフロントバンパー、リアガーニッシュ、バックランプ等のデザイン変更
- ボディカラーにライトブルーメタリック等3色を追加設定
- スピードメーターやシート表皮、杢目パネルのデザイン変更
- パノラミックビューモニターをオプション設定
- オートマチックハイビームを新設定
- 運転席オートスライドアウェイを新設定
- ナノイー空調、スーパーUVカットガラスなどの快適装備を新設定
初代ヴェルファイア中古車の長所
- 広々とした車内空間で、ゆったり人を乗せられる
- エアロボディのエクステリアが好評
- 低速では快適な走行性
- カスタムパーツが多いため、幅のあるドレスアップが楽しめる
- 「ヴェルファイアに乗っている」満足感、ブランド力に定評
初代ヴェルファイアの長所について、ユーザーに調査したところ、上記のような声が多く集まっていました。
ミニバンならではのゆとりある車内空間や、ヴェルファイアならではの迫力あるスポーティなエクステリア、そして低速域での快適な走行性に人気が高いようです。
また、カスタムパーツが多いのでヴェルファイアを「イジりたい」方にはもってこいだと言う声や、何より高級ミニバンの代名詞である「ヴェルファイアに乗っている」という満足感にも人気が集中しています。
初代ヴェルファイア中古車の短所
- コストパフォーマンス(主として価格に対する高級感)に不評
- デザインに対する不評(エアロ・標準ボディ共に)
- エンジン性能とボディのアンバランス
- ミニバンだから仕方ないものの、走行面での楽しみはない
- ガラの悪い人たちが多く乗っており、同類に見られてしまう、という声も
その一方で、初代ヴェルファイアに対してもこうした短所を指摘する声も多く出ていました。
最も多かったのは車両価格に対する高級感で、主に内装(ウッド調パネルやシートなど)への不満が目立ちました。
また、デザインについてエアロはカッコいいという声が多い反面、ガラが悪そう・下品などの意見もあり、では標準ボディはと言うと、ヴェルファイアの個性がそがれて平凡すぎる、と両極端な印象です。
加えて、中国製のエンジンは2,400㏄だと非力で、3,500㏄だとボディ剛性が低いためボディがきしみ、たわんで怖いなどの懸念が示されています。
その他、これはヴェルファイア自身の非ではないのですが、特にガラの悪い人たちが乗っているのが目立ち、自分も同類に見られて嫌だ、という声もあります。
最後のはあくまでイメージですが、その他は事前によく見て、乗り心地を確かめておくことで満足できる買い物にしたいところです。
初代ヴェルファイアのおすすめ中古車
・ヴェルファイア2.4Z
初代ヴェルファイアを中古車で購入するなら、流通台数が最も多く(全体の約25.3%、およそ4台に1台)、価格と装備のコストパフォーマンスにすぐれたエアロボディの2.4Zがおすすめです。
最安価格帯の120万円前後だと前期型の前半である8~10年落ち/走行距離10万キロ超の過走行車ばかりですが、中心価格帯をやや下回る200万円前後になると、前期型の後半となる6~9年落ち/走行距離5万~7万キロ前後まで状態がよくなってきます。
ちなみに、マイナーチェンジ(2012年9月18日)後の後期型は220万~230万円前後から4~5年落ち/走行距離3万~7万キロ前後の良質車が手に入ります。
それ以上に予算を積んでも車両状態は極端によくはならない傾向にあるため、この辺りの予算で購入するのがコストパフォーマンスにすぐれているでしょう。
【現行型】2代目ヴェルファイアのおすすめ中古車と相場
型式 | AGH(30W、35W)、GGH(30W、35W)型 |
---|---|
生産 | 2015年1月~販売中 |
マイナーチェンジ | 2017年12月25日 |
中古車流通台数 | 926台 |
中心価格帯 | 375万~405万円台 |
最安価格帯 | 280万~310万円台 |
最高価格帯 | 635万~665万円台 |
2015年1月のフルモデルチェンジによって生まれ変わった、最新モデルの2代目ヴェルファイア。
さすが「高級ミニバンの代名詞」だけに中古車としての価格帯も高額ですが、それでも新車に比べれば非常に割安なため、ほぼ新車同様のヴェルファイアを新車よりも割安に購入できる狙い目とも言えます。
流通台数は先代の半分とは言え900台以上とそれなりにあるため、よりお得な一台を、じっくりと探していきましょう。
ココが変わった!2代目ヴェルファイアのマイナーチェンジ内容
2017年12月25日に実施された2代目ヴェルファイアのマイナーチェンジ概要は、以下のとおりとなります。
- 予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備
- リアクロストラフィックアラート、ブラインドスポットモニターを等の予防安全装備も充実
- ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ等の意匠を更新
- メーター加飾やシート表皮、木目パネルの色調を刷新
- 最上級グレード「エグゼクティブラウンジZ」を追加設定
- エグゼクティブラウンジZの専用インテリアにブラック&ホワイトのカラーを採用
- 新エンジンV6・3.5ℓエンジン(2GR-FKS)とダイレクトシフト8ATを採用
- 構造用接着剤の適応範囲を拡大、高剛性ガラス接着剤の仕様なのでボディ剛性を向上
2代目ヴェルファイア中古車の長所
- 押し出しの強い、スポーティなエクステリアに人気
- 先代から継承されている車内空間に変わらず定評
- 後席の乗り心地の良さが高ポイント
- 室内の静粛性が向上したことにより、快適性が改善
- 視点の高さや視界の広さによる運転しやすさは、先代から変わらず
2代目ヴェルファイアの長所をまとめたところ、ユーザーからは上記のような声が上がっていました。
ヴェルファイアの個性的なエクステリアは、スポーティ感が高く押し出しの強いことで人気を集めており、先代から継承されている車内空間の広さや静粛性の向上、乗り心地の良さに「もてなし感」が表れています。
また、先代と同様に視点の高さや視界の広さによる運転のしやすさにも定評があります。
ヴェルファイアは「自分が乗って・運転する楽しさ」を追求するよりも、「誰かを乗せて・もてなす喜び」に特化したクルマと言えるでしょう。
2代目ヴェルファイア中古車の短所
- 先代と同様、価格相応の高級感に欠ける(特に下位車種と比べて)
- 個性的なエクステリアには賛否両論
- CVTのラグ感による走行性の悪さに不評
- ベースグレード(エアロボディの2.5Z、標準ボディの2.5X)のシートデザインに不評
- 2,500㏄エンジンはやはり非力、サス&シートが硬くて痛いなど、走行性は相変わらず
2代目ヴェルファイアに関する不満の声をまとめたところ、以上のような意見が上がっていました。
先代と同様、価格の割にエスクァイアやノア、ヴォクシーなど下位車種と比べて価格に見合った高級感に欠けるという声が多く、同時にエアロボディのエクステリアは賛否両論となっています。
また、CVT(無段変速機)のレスポンスが今ひとつで、シフトにラグを感じてしまうという指摘も多く出ていました。
その他、ベースグレード(エアロボディの2.5Z、標準ボディの2.5X)のシートデザインですが、中央部分にひし形を互い違いにした網目模様があしらわれており、これが古さを感じる、おっさんっぽい等の不評につながっていました。
デザイン関連についてはしっかりと見て、CVTの違和感や走行性については、実際に乗って自分との相性を確かめておきましょう。
2代目ヴェルファイアのおすすめ中古車
・2.5Z Gエディション
2代目ヴェルファイアの中古車を選ぶなら、流通台数が最も多い(約22%、5台に1台)エアロボディの2.5Z Gエディションがおすすめです。
ついで台数で競っているのが2.5Z、少し差を空けて両車の中間グレードZ Aエディションが続いています。
※3,500㏄の流通台数は明らかに少なくなっています。
最安価格帯は380万~390万円台から、2~3年落ち/走行距離5万キロ以下/修復歴なしの良質車がたくさん見つかり、新車の436.2万円(車両本体価格)に比べて50万円前後も割安に購入できます。
また、450万円前後から新古車(後述)も出てくるため、こちらも狙い目となります。
ヴェルファイアの新古車は新車に比べてお得か?
ヴェルファイアの中古車を探していると、時おり「新古車(しんこしゃ)」という言葉が散見されます。
販売店などによって明確な定義はないものの、とりあえずここでは「走行距離1,000キロ未満」で「修復歴なし」の上質な中古車とします。
更に「未使用車」という言葉も見られますが、こちらは更に条件を厳しく「走行距離100キロ未満(クルマを動かす目的以外で走っていない状態)」とします。
そんなヴェルファイアの新古車や未使用車は、新車と比べて割安に購入できるのでしょうか。
新車 | 新古車(未使用車) | |
---|---|---|
グレード名 | ヴェルファイア 2.5Z Gエディション | |
車両本体価格 | 4,362,120円 | 4,190,000円 |
オプション | なし | 有料カラー、ナビ、ETC、ツインムーンルーフ、フリップダウンモニター、バックカメラ等 |
諸費用 | 308,257円 | 280,000円 |
新車値引き | ▲250,000円 | 交渉次第で可 |
総額 (乗り出し価格) | 4,420,377円 | 4,470,000円 |
シミュレーションしてみると、ヴェルファイア2.5Z Gエディションの新車と新古車を比較すると、新車の方が約5万円ほど安くなっています。
しかし、新車の方には25万円分の値引きがされている他、新古車には有料カラーやナビ、ETCはじめツインムーンルーフやフリップダウンモニター、バックカメラ等の豪華オプションが充実しています(新車には何もつけていません)。
これらの差をフラットにしたうえで、安かった方の見積もりを高かった方のお店に持ち込んで値引きを引き出すのが、交渉の第一歩となります。
また、今回は特別バージョンとして、オークション代行サービスを利用した場合のヴェルファイア新古車購入額もシミュレーションしてみましょう。
オークション代行 | 新古車ヴェルファイア |
---|---|
グレード名 | 2.5Z Gエディション |
落札価格 | 3,657,000円 |
オプション | なし |
消費税 | 292,560円 |
落札手数料 | 8,640円 |
オークション代行料 | 32,400円 |
名義変更料 | 約20,000円 |
陸送費用 | 約20,000円 |
総額(乗り出し価格) | 4,030,600円 |
実際の業者オークション代行サービスでマイナーチェンジ前のヴェルファイア新古車を購入した場合の見積もりは約403.0万円となり、新車や新古車よりも、約40万円以上も割安となりました。
しかし、業者オークションってなんだか面倒そう……と敬遠してしまうあなたには、以下のサービスがおすすめです。
ヴェルファイアの中古車・新古車をお得に買うには?
中古車でヴェルファイアを買う最大のメリットは、その購入価格でしょう。
中古車市場の中から吟味して探せば、低走行で程度の良いヴェルファイアが新車と比べて数十万円安く買える事も珍しくありません。
しかし、そのためには数ある中古車販売店のヴェルファイアの中古車在庫を1台1台比較して、お得感のある価格で買えるのかどうか、品定めをしないといけません。
また、価格の割に状態が悪い割高のヴェルファイアが売られていたり、中古車購入では不安な「修復歴あり」の車両も含まれているので、それらの中古車は出来れば避けたいですよね。
程度が良くて、なおかつ割安なヴェルファイアを見つけるには時間も掛かりますし、さらにヴェルファイアの中古車相場等をある程度知っていないと、その中古車が本当にお得なのかどうかの判断が出来ません。
そこでおススメのサービスが、以下です。
ガリバーの中古車ご提案サービスなら希望する車種や条件、予算などを伝えれば、 ぴったりの中古車を無料で探してくれます。
なので自分で1台1台中古車を探したり、比較する手間や時間が掛かりません。
また、本当に程度の良いお買い得な中古車は、非公開車両として中古車販売店に並ぶ前に売れてしまいます。
そう言った市場に出回る前の非公開車両も優先的に紹介してくれるので、よりお得な中古車を提案してくれるでしょう。
車種が決まっていなくても「燃費のいい車を探して」「予算50万以内で荷物を積める車を探して」と言ったリクエストも可能です。中古車探しで気になる事は、なんでも相談してみるといいでしょうね。
ヴェルファイアの新古車・未使用車も探してくれるので、新車よりもお得にヴェルファイアを買いたい!のであれば、利用してみても良いかもしれません。