「クルマを超えて。新時代のライフパートナーへ。」というキャッチフレーズで2019年7月に生まれ変わった新型タント。
その中でも人気の売れ筋グレード・タントカスタムRSはいくらで購入できるのでしょうか?
当サイト(クルマを買う!)では、値引きやおすすめオプションも含めたタントカスタムRSのリアルな見積もりシミュレーションを紹介。
他にも内外装の解説や他グレードやライバル車との装備比較、リセールバリューなど、タントカスタムRSの新車購入に役立つ情報を満載しています。
売れ筋人気グレードのタントカスタムRSを他のグレードと比較
グレード | タントカスタムRS | タントカスタムX |
価格 | 1,782,000円 | 1,699,500円 |
差額 | -- | 82,500円安い |
パワートレイン | 660 CCガソリンターボ | 660 CCガソリン |
燃費(JC08モード) | 25.2 km/L | 27.2 km/L |
最高出力 | 64 PS | 52 PS |
最大トルク | 10.2 kg・m | 6.1 kg・m |
最小回転半径 | 4.7 m | 4.4 m |
装備比較 | 15インチアルミホイール(切削) | 14インチアルミホイール(切削) |
両側パワースライドドア(ウェルカムオープン機能付) | 同左 | |
スライドドアイージークローザー(両側) | 同左 | |
ミラクルオープンドア | 同左 | |
大型エアロバンパー&フロントグリル | 同左 | |
オート格納式カラードドアミラー | 同左 | |
360°スーパーUV&IRカットガラス(※MOP) | 同左(※MOP) | |
フルLEDヘッドランプ(オートレベリング機能付) | 同左 | |
LEDフォグランプ(※MOP) | 同左(※MOP) | |
リヤスポイラー | 同左 | |
シート表皮(ファブリック×ソフトレザー調) | 同左 | |
運転席/助手席シートヒーター(※MOP) | 同左(※MOP) | |
運転席ロングスライドシート | 同左 | |
革巻ステアリングホイール | ウレタン製ステアリングホイール | |
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ | 同左 | |
衝突回避支援ブレーキ機能 | 同左 | |
先行車発進お知らせ機能 | 同左 | |
全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(※MOP) | なし | |
キーフリーシステム | 同左 | |
ドアロック連動フューエルリッド | 同左 | |
スタビライザー(フロント&リヤ) | 同左 |
(※MOP):メーカーオプション
タントの売れ筋グレードであるタントカスタムRSと、同じくタントカスタムXを比較、スペックや主な装備の違いなどをまとめました。
価格はカスタムXの方が約8万円安くなっていますが、カスタムRSにはパワフルなターボエンジンが搭載されているほか、15インチアルミホイールや革巻きステアリングホイールなど、よりスポーティな装備がついており、差額以上のコスパと言えるでしょう。
タントカスタムRSのエクステリア
タントカスタムRSのフロントフェイスです。
ボディカラーによってはブラックのグリル部分が浮き出て「猿の顔みたい」という声もありますが、目頭同士を結ぶ上下二段のガーニッシュが精悍な表情をつくっています。
サイドのキャラクターラインはツールボックスのようなタフネスを感じさせ、ユーザーのアクティブマインドを刺激してくれるでしょう。
タントカスタムRSのリアフェイスは、このようになっています。
全体としてコンパクトかつ無難にまとめられ、せっかくのリアスポイラーもおまけ感が否めません。
そんな中、テールレンズが蝶の羽を思わせる広がりデザインに仕上がっており、ファニーなセンスが感じられます。
タントカスタムRSのインテリア
タントカスタムRSのインパネ回りです。
ブラック基調の中にシルバーとエアコンルーバーの青がスポーティなアクセントになっています。
シンプルなデザインの中に革巻きのステアリングホイールやシフトノブ、そしてインパネトレー等のダイヤモンドステッチが映えて、特別感を演出しています。
タントカスタムRSの車内空間です。
フロアから天井までブラックで統一され、ドアトリムのダイヤモンドステッチと相まってシックなグレード感が表現されています。
ヒート表皮はファブリックと、サイドにソフトレザー調素材が用いられ、座った時のフィット感を高めています。
タントカスタムRSの実燃費は?
タントカスタムRSの平均実燃費 16.3 km/L
タントカスタムRSのカタログ燃費(JC08モード)は25.2 km/Lとなっていますが、それはメーカーのテストコースなど管理された条件下で出せたいわば理想値であり、ユーザーの現実には即していないことがほとんどです。
そこで当サイト(クルマを買う!)がユーザーからの報告を集計するなど独自調査によってタントカスタムRSの実燃費データを算出した結果、平均実燃費は16.3 km/Lとなりました。これはカタログ燃費に対して64.6%の達成率で、やや乖離が大きいようです。
ストップ&ゴーの多い市街地が渋滞に巻き込まれるなどすると14~15 km/Lまで落ち込みますが、スムーズな幹線道路では18~20 km/L、高速道路だと17~19 km/Lまでのびて来るでしょう。
タントカスタムRSを値引きさせるならライバル車のこのグレードを対抗に!
タントカスタムRS | NBOXカスタムG・EXホンダセンシング | スペーシアカスタム ハイブリッドXSターボ |
1,782,000円 | 1,801,800円 | 1,820,500円 |
差額 | 19,800円高い | 38,500円高い |
660 CCガソリンターボ | 660 CCガソリン | 660 CCマイルドハイブリッド・ターボ |
25.2 km/L(JC08モード) | 27.0 km/L(JC08モード) | 25.6 km/L(JC08モード) |
最高出力 64 PS | 58 PS | 64+3.1 PS |
最大トルク 10.2 kg・m | 6.6 kg・m | 10.0+5.1 kg・m |
15インチアルミホイール(切削) | 14インチアルミホイール(ブラック塗装+切削) | 15インチアルミホイール |
両側パワースライドドア(ウェルカムオープン機能付) | 左側パワースライドドア(右側はMOP) | 両側パワースライドドア |
ミラクルオープンドア | なし | なし |
オート格納式カラードドアミラー | 電動格納式リモコンカラードドアミラー | 電動格納式リモコンドアミラー |
360°スーパーUV&IRカットガラス(※MOP) | 360°スーパーUV・IRカット パッケージ | 全面UVカット機能付ガラス |
フルLEDヘッドランプ(オートレベリング機能付) | フルLEDヘッドライト(オートレベリング機能付) | LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付) |
シート表皮(ファブリック×ソフトレザー調) | シート表皮(トリコット) | シート表皮(ファブリック+一部レザー調) |
革巻ステアリングホイール | ウレタン製ステアリングホイール | 本革巻ステアリングホイール |
衝突回避支援ブレーキ機能 | 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉 | デュアルセンサーブレーキサポート |
先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(※MOP) | ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉 | クルーズコントロール |
なし | なし | ヘッドアップディスプレイ(※MOP) |
スマートパノラマ パーキングアシスト(※MOP) | なし | 全方位モニター用カメラ(※MOP) |
SRSカーテンシールドエアバッグ | サイドカーテンエアバッグシステム | SRSカーテンエアバッグ |
キーフリーシステム | Hondaスマートキーシステム | キーレスプッシュスタートシステム |
スタビライザー(フロント&リヤ) | スタビライザー(フロント&リヤ) | スタビライザー(フロント&リヤ) |
2スピーカー | 2スピーカー | 6スピーカー |
(※MOP):メーカーオプション
※赤文字はライバル車に比べて有利なスペック・装備
タントカスタムRSの値引き交渉には、ライバル車との競合を示唆して、セールスマンに「値引きしないと、ライバル車を選ばれてしまう」という危機感を持たせることが大切です。
ここではタントカスタムRSのライバルとして、ホンダのNBOXカスタムG・EXホンダセンシングと、スズキのスペーシアカスタムXSターボをピックアップしました(以下、車種名のみ表記)。
それぞれのスペックと主要装備を比較してみましたが、どの車種も一長一短あるため、これらの差を上手く利用して競合させていきましょう。
例えば、まずスズキのディーラーで「スペーシアカスタムを買いたいけど、NBOXカスタムの燃費や、タントカスタムの使い勝手も魅力的で迷っている。踏ん切りをつけたいので、値引きで背中を押してくれないだろうか」などとアプローチを試みます。
スペーシアカスタムで値引きを引き出せたら、今度はホンダのディーラーに行って「NBOXカスタムを購入したいけど、家内がマイルドハイブリッドのスペーシアカスタムにしたがっている。スズキさんはこれだけ値引きを出したので、家内を説得するためにこれ以上の値引き条件を頑張って欲しい」などと持ちかけます。
NBOXカスタムの値引きが引き出せたら、ダイハツのディーラーで条件のよりよい方の見積書を出して「タントカスタムをどうしても欲しいけど、このままだと家内にライバル車で押し切られてしまう。今から覆すためには、この金額を下回れるよう値引きしてもらう他にない」などとお願いすれば、値引きしてもらいやすくなるでしょう。
全体を通して「今商談している車がどうしても欲しいけど、値引きして貰えないとライバル車に勝てない・買えない」という姿勢を一貫することでセールスさんも本気で値引きを検討してくれるので、最後まで気を抜かず、タントカスタムRSの限界値引きを勝ち取りましょう。
タントカスタムRSのリセールバリューは?
タントカスタムRSを購入したら、いつか売る時の買取相場も気になる方も多いでしょう。
そこで、タントカスタムRSはじめ各グレードがどのくらいの価格で売れるのか、3年落ちリセールバリューを調査・まとめました。
グレード名 | 買取相場 | 新車価格 | 3年後のリセールバリュー | 新車との価格差 |
カスタムL | 105.5万円 | 1,578,500円 | 68.1% | 49.4万円 |
カスタムX | 108.5万円 | 1,699,500円 | 65.0% | 58.3万円 |
カスタムRS | 119.8万円 | 1,782,000円 | 68.4% | 55.1万円 |
カスタムL 4WD | 109.1万円 | 1,705,000円 | 65.1% | 58.3万円 |
カスタムX 4WD | 113.0万円 | 1,826,000円 | 63.0% | 66.2万円 |
カスタムRS 4WD | 128.0万円 | 1,908,500円 | 68.3% | 59.3万円 |
※走行距離1万キロ/年、色はホワイトパール、車両状態は年式相応&修復歴なしのデータです。
全体的なリセール傾向としてFFの方が4WDよりも有利で、ことターボグレードのRSがFF/4WD共にリセールトップとなっています。
NAエンジングレードでは新車価格の安いベースグレードの方が高リセールとなりやすい傾向が出ているため、ターボは要らないという方ならベースグレードのカスタムLがリセール的におすすめとなります。
それでも全体的には3年落ち普通乗用車の平均値と言われる50~55%は大きく上回っているため、タントカスタムは売却や買い替えに有利な車種と言えるでしょう。
タントカスタムRSの値引き後の支払総額は?
さて、ここまでタントカスタムRSについてその内外装の特徴や装備&スペック差、値引き交渉ノウハウなどを紹介して来ましたが、実際にいくらで購入できるのでしょうか?
以下に、オプション無しとおすすめオプション込みの2パターン紹介していきます。
オプション無しの最安でのタントカスタムRSの新車値引き見積もり
グレード名 | タントカスタムRS |
---|---|
車両本体価格 | 1,782,000円 |
メーカーオプション価格 | 0円 |
(メーカーOP品名) | -- |
ディーラーオプション価格(工賃込) | 0円 |
(ディーラーOP品名) | -- |
諸費用 | 64,510円 |
目標値引き | ▲80,000円 |
オプション値引き (20%引き) | ▲0円 |
支払総額 | 1,766,510円 |
何もオプションをつけず、タントカスタムRSの車両本体だけで購入すると、諸費用や値引きも差し引きして約176万円で購入できることがわかります。
ただし、このままでは少し不便すぎるので、純正オプションより割安な社外品はいくらで購入できるのか、ネット通販(楽天市場)で調べてみましょう。
オプション品名 | 社外品 | 純正オプション |
フロアマット | 8,910円 | 17,993円 |
ドアバイザー | 8,500円 | 18,706円 |
革調シートカバー | 10,800円 | 55,728円 |
フロアマットは1万円近く割安、ドアバイザーは半額以下、革調シートカバーにいたっては4万円以上も安く買えるようです。
他にもナビやETC、ドライブレコーダーなども探せるので、是非とも活用したいところです。
ただし、取り寄せた社外品は自分でつけるか頼むかしないとなりませんが、タントカスタムRSの新車購入時であれば、これらの社外品をディーラーに持ち込んで工賃サービスで取りつけてもらえるようお願いすれば、たいてい引き受けてもらえます。
浮いた工賃分も実質的な値引きと一緒なので、お得感もひとしおですね。
おすすめオプションを含んだタントカスタムRSの新車値引き見積もり
グレード名 | タントカスタムRS |
---|---|
車両本体価格 | 1,782,000円 |
メーカーオプション価格 | 108,000円 |
(メーカーOP品名) | シャイニングホワイトパール、スマートクルーズパック |
ディーラーオプション価格(工賃込) | 283,101円 |
(ディーラーOP品名) | ドアバイザー、フロアマット、ナビ、バックモニター、ETC2.0車載器、ドライブレコーダー |
諸費用 | 65,210円 |
目標値引き | ▲80,000円 |
オプション値引き (20%引き) | ▲56,000円 |
支払総額 | 2,102,311円 |
おすすめオプションを奮発し、値引きもオプション値引きをプラスした上で差し引きすると、タントカスタムRSの支払総額が約210万円となりました。
メーカーオプションにはリセールで有利となるシャイニングホワイトパール(有料ボディカラー)と、高速道路で重宝するスマートクルーズパックを選んでいます。
ディーラーオプションにはドアバイザー、フロアマット、ナビ、ETCの定番4点セットに加えて後方視界を確保するバックモニターとあおり運転対策のマストアイテムであるドライブレコーダーを装着しました。
何もオプションをつけないパターンに比べて30万円以上も高くなっていますが、これだけ装備が充実していれば、差額以上に楽しいカーライフが味わえそうですね。
タントカスタムRSの値引き実例は?
さて、ここまでタントカスタムRSの装備比較や値引きノウハウなどさまざま紹介して来ましたが、実際のところ皆さんはどのくらいの値引きに成功しているのでしょうか?
購入時期 | グレード | 車両本体&オプションの値引き総額 |
2019年6月 | タントカスタムRS | 17.1万円 |
2019年6月 | タントカスタムRS | 18.0万円 |
当サイト(クルマを買う!)に寄せられた実例値引き報告は以上の通りですが、2019年7月のフルモデルチェンジ前後とあって値引きガードは堅く、向こう半年は20万円の壁を突破するのが困難な見通しです。
しかし、その半年を過ぎた1月~3月になれば次第に値引きガードが緩みはじめ、メーカーも売り込みをかけたい年度末決算期に入るため、タントカスタムRSの限界値引きを勝ち取るチャンスが見えてきます。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
タントの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイト(クルマを買う!)で紹介しているタント値引き交渉マニュアルです。これを実践した多くの方がタントを限界値引きで購入しています。
毎月のタントの値引き動向も随時更新しているので、新車購入のご参考にどうぞ。
タントを買うなら併せて読みたい