姉妹車種のポルテ同様、左右非対称のユニークなデザインやユーティリティに優れた室内空間を持つ一方で、独自のフロントマスクの採用によりクールな雰囲気を醸す「トヨタ・スペイド」の内装を徹底紹介します。
グレード展開や内装の仕様は基本的にポルテと共通ながら、色のコーディネイトが一部異なっています。
スペイドの内装の質感は?
スペイドの内装色
G
※スペイド:toyota.jp
上の2枚の写真が標準色のプラム、下の2枚の写真が設定色(無料オプション)のフロマージュです。
フロントドアオーナメントの色は、プラムの場合がブラック、フロマージュの場合がプラムとなります。
F
※スペイド:toyota.jp
上の2枚の写真が標準色のプラム、下の2枚の写真が設定色のフロマージュです。
フロントドアオーナメントの色は、プラムの場合がブラック、フロマージュの場合がプラムとなります。
Y
※スペイド:toyota.jp
色はプラムのみの設定で、フロントドアオーナメントの色はブラックになります。
X
上の2枚の写真が標準色のプラム、下の2枚の写真が設定色のフロマージュです。
フロントドアオーナメントの色は、プラムの場合がブラック、フロマージュの場合がプラムとなります。
FクイーンⅢ(特別仕様車)
※スペイド:toyota.jp
色は特別設定色のブラックになります。
※スペイド:toyota.jp
特別装備としてメーカーオプションの「ドレスアップパッケージ」が標準で付くため、インサイドドアハンドルにメッキ加飾が施されます。
内装はポルテと比較すると色のコーディネイトが異なり、全般的にダークで落ち着いた雰囲気となっています。
一方仕上げはポルテと共通で、ドアトリムにソフトパッドなどは張られておらずプラスチック素材剥き出しで、これといった加飾も施されないので、内装の素材に関してはチープな印象は否めません。
スペイドのシート表皮・デザイン
G
※スペイド:toyota.jp
どちらの内装色を選んでもシートの色はブラックで、模様も同一になります。
表皮はトリコットと起毛タイプのコンビネーションになります。
前席はセパレートシートで、運転席が快適温熱シート(シートヒーター付)となります。
F
※スペイド:toyota.jp
上の写真は内装色がプラムの場合で、シートの色はブラック、下の写真は内装色がフロマージュの場合で、シートの色も同一のフロマージュになります。
表皮はいずれも撥水処理が施されたトリコットで、前席はセパレートシートとなります。
Y
※スペイド:toyota.jp
色はプラムで表皮はトリコット(撥水処理無し)、前席はアームレスト付のベンチシートになります。
X
どちらの内装色を選んでもシートの色はプラムで、模様も同一になります。
表皮はジャージで、前席はセパレートシートとなります。
FクイーンⅢ(特別仕様車)
上の写真は、特別装備のウォッシャブルカバーシートを装着した状態です。
下の写真が取り外した状態で、色はブラック、素材は撥水処理が施されたトリコットになります。
前席はセパレートシートとなります。
スペイドの前席の座り心地は、セパレート仕様/ベンチシート仕様ともにクッションの厚さやサポート性に不満は無く、なかなか快適です。
また、後席も可倒式などの機能を備えながらも、前席に遜色ない良好な座り心地を備えている点が評価できます。
スペイドのインパネ
G(フロマージュ仕様)
※スペイド:toyota.jp
色はフロマージュとプラムの2トーンになります。
Gのみの専用加飾として、センタークラスターパネルにシルバー塗装が施されます。
※スペイド:toyota.jp
一方、標準色の場合は、プラムとブラックの2トーンになります。
FクイーンⅢ(特別仕様車)
※スペイド:toyota.jp
色はプラムとブラックの2トーンになります。
※スペイド:toyota.jp
前述のようにドレスアップパッケージが標準装備されるため、シフトレバーベゼルリングとレジスターリングにメッキ加飾が施されるなど、カタロググレードよりワンランク上の仕上がりとなっています。
スペイドのインテリアは、ポルテと比較すると色が一部異なるものの、デザインや仕上げなどは基本的に同一となります。
カタロググレードの場合、プラスチッキーでいささか高級感に欠け、同クラスのライバルと比較すると見劣りがします。
しかし、ドレスアップパッケージ装着車およびFクイーンⅢの場合は、幾分見栄えのする内装となります。
スペイドの収納・荷室の使い勝手は?
運転席回りの収納
運転席クッションサイドポケット(G/F/FクイーンⅢに標準装備)
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この場所にポケットが備わる車種は珍しく、なかなか気が利いていると言えます。
カードホルダー
インパネの右下部分にカードホルダーが備わります。
オプションのETC車載器を装着することも可能です。
ドアグリップ
運転席側のドアグリップ部が小物ポケットを兼ねる珍しい設計で、少しでも収納を増やそうという工夫が感じられます。
運転席ドアポケット&ボトルホルダー
運転席ドアに、500mlのペットボトルが収納できるボトルホルダーと書類などが収納できるドアポケットが備わります。
ポケットが2分割されており、仕分けが出来るのは親切な設計です。
運転席アッパートレイ&小物入れ&ポストカードホルダー
ステリングポスト上部にトレイと小物入れ、およびポストカードホルダーが備わります。
一般的にはデッドスペースになる場所も、有効に活用されています。
チケットホルダー(G/F/FクイーンⅢ/Yに標準装備)
運転席側のサンバイザーに、便利なチケットホルダーが備わります。
センターマルチボックス(G/F/FクイーンⅢ/Xに標準装備)
センタークラスター下部に、500mlのペットボトルが収納できる格納式のボックスが備わります。
ただし、ベンチシート仕様のYは小物入れとなります。
ベンチシートクッショントレイ(Yに標準装備)
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ベンチシート仕様のYのみ、運転席・助手席間にカップホルダー付きのトレイが装備され、センターマルチボックスが装備されないデメリットをカバーしています。
助手席回りの収納
助手席アッパートレイ
インパネ上部にリッド付のトレイが備わります。
助手席グローブボックス
ボックスティッシュを下向きにセットすることで、グローブボックス下部からティッシュが1枚ずつ取り出せます。
他の車種ではなかなかお目にかかれない、痒い所に手が届くような親切設計です。
助手席カップホルダー
エアコンレジスターリング前にカップホルダーが装備されます。
助手席ドアボトルホルダー&インパネロアポケット
スライドドア下部に、ボトルホルダーと小物類を収納できるポケットが装備されます。
助手席買い物フック
センタークラスター左側の助手席足元部分に、コンビニ袋やエコバッグなどを掛けられるフックが備わります。
後席回りの収納
アンブレラホルダー(SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグ非装着車)
スライドドア後部に、傘を2本まで収納できるホルダーが備わります。
濡れた傘は置き場に困るものですが、そんな悩みからも開放されます。
しかし、安全上是非とも欲しいオプションのSRSサイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグを装着した場合、小物入れになってしまう点は残念です。
リヤ左席クォータートリムポケット&カップホルダー
助手席側のリヤクォータートリムに、500mlのペットボトルも収納できるカップホルダーと、書類などが収納できるポケットが用意されます。
運転席シートバック買い物フック(G/F/FクイーンⅡ/Yに標準装備)
※スペイド:toyota.jp
運転席のシートバックに、コンビニ袋やエコバッグなどが掛けられるフックが装備されます。
助手席シートバック買い物フック(テーブル状態)
助手席を倒してテーブル状態にした場合、2箇所ある買い物フックが利用できるようになります。
リヤ右側ドアポケット&ボトルホルダー
運転席側のリヤドアに、500mlのペットボトルが収納できるホルダーと、A4/B5サイズの書類が収納できるポケットが備わります。
運転席シートバックティッシュポケット(G/F/FクイーンⅡ/Yに標準装備)
運転席のシートバックにボックスティッシュを収納できる上、ティッシュを1枚ずつ取り出せる親切設計になっています。
以上、スペイドには収納スペースが大変豊富に用意されており、ミニバンも顔負けと言えます。
特に、他の車種には見られない気の利いた収納が備わる点は高く評価できます。
スペイドの荷室サイズは?どのくらい積める?
テールゲートの開口部
※スペイド:toyota.jp
開口部の大きさは十分でフロアも比較的低いので、荷物の積み下ろしは容易です。
2WD車の荷室(5名乗車時)
※スペイド:toyota.jp
4WD車の荷室(5名乗車時)
※スペイド:toyota.jp
全長が4m未満で全幅も5ナンバー枠に収まっているクルマなので、4~5名乗車時の荷室スペースは決して広くはありません。
しかし、日常的な買い物や二泊程度の小旅行なら、まず十分でしょう。
4WD車はドライブシャフトがある分フロアが高くなりますが、気にするほどのデメリットは無いと言えます。
ロングラゲージモード(※Xのリヤシートは一体可倒式)
※スペイド:toyota.jp
トールラゲージモード(G/F/FクイーンⅢ/Yの2WD車)
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ビッグスペースモード(G/F/FクイーンⅢ/Yの2WD車)
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Xを除く2WD車は多彩なシートアレンジを実現しており、用途に応じた使いこなしが出来るのが魅力です。
一方、4WD車はこの恩恵に預かれず、一般的なコンパクトカー並みの使い勝手となります。
スペイドの内装まとめ
内装はポルテよりもシックな雰囲気ですが、高級感に乏しい点はポルテと共通です。
質感が上がっている最近の軽ハイトワゴンなどと比較しても、見劣りがしてしまいます。
一方収納に関しては、豊富に用意されていることと気の利いた設計が行われていることに関しては比類がなく、満点が与えられます。
荷室スペースはこのクラスの平均的なものですが、2WD車の場合は多彩なシートアレンジが魅力になります。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
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実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
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そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
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高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
スペイドの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのスペイド値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がスペイドを限界値引きで購入しています。
今月のスペイドの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。