2018年9月11日のマイナーチェンジにより、新たに2グレード追加されて5グレード展開となったシエンタハイブリッド。
その中でも、初期から充実した装備とコスパの高さで売れ筋となっているシエンタハイブリッド Gですが、人気オプションや値引き総額、諸費用などを含めた支払総額を完全シミュレーションしていきます。
売れ筋人気グレードのシエンタハイブリッドGを他のグレードと比較
グレード名 | シエンタハイブリッド G | シエンタハイブリッド X |
---|---|---|
価格比較 | 2,424,400円 | 2,268,200円 |
ハイブリッドXとの価格差 | +156,200円 | |
装備比較 | 両側パワースライドドア | 片側パワースライドドア |
本革巻きシフトノブ+サテンメッキシフトベゼル | シフトノブ+ピアノブラックシフトベゼル | |
本革巻きステアリング | ウレタンステアリング | |
スマートキー | キーレスエントリー(MOP) | |
メッキインサイドドアハンドル | 樹脂ドアハンドル | |
運転席アームレスト(左側) | 運転席アームレストなし | |
助手席シートバックポケット | シートバックポケットなし | |
上級ファブリックシート表皮 | ファブリックシート表皮 |
シエンタハイブリッドGはXと比べて、103,092円高くなります。
しかし上記の通り装備がグレードアップ、もしくは追加されています。
特に両側パワースライドドア、スマートキーは非常に便利な装備です。個人的にはこの2つだけでも+15万円高の価値はあると思います。
5年以内にシエンタを売却する場合でも、両側パワースライドドアとスマートキーはプラス査定が見込めるので、売却時の価格差まで計算すれば、購入時の価格差はさらに縮まるでしょう。
その他にも本革巻きステアリングや本革シフトノブ、運転席アームレストなど、とても魅力的な装備が追加されています。
シエンタハイブリッドGのエクステリア
シエンタ発売当初は賛否両論ありそうなフロントマスクでしたが、ユーザーには受け入れられ、大ヒットモデルとなりました。
エクステリアでは、ハイブリッドGとXとでは違いはありません。
ハイブリッド車にはガソリン車には無い高遮音性のフロントガラスが装備され、走行中の静粛性向上に一役買っています。
シエンタハイブリッドGのインテリア
※ブラック×ブラック
※フロマージュ×ダークブラウン
ハイブリッドGのインパネ周りです。本革巻きステアリング&シフトノブ、サテンメッキのセンタークラスターパネルやシフトベゼルなどがハイブリッドGのプラス装備です。
シエンタハイブリッドGの内装色は、「ブラック×ブラック」と「フロマージュ×ダークブラウン」の2種類です。
ブラック×ブラックはオーソドックスで飽きの来ない配色ですね。
フロマージュ×ダークブラウンは、ドアトリムが明るいベージュ、シートはシックなブラウンです。全体的に明るい雰囲気で若いファミリー層に人気が高そうです。
シエンタハイブリッドGの実燃費は?
シエンタハイブリッドGの平均実燃費 18.9km/L
シエンタX(ガソリン車)の平均実燃費 13.6km/L
ハイブリッドGの実燃費は19km/Lに迫る好燃費を記録しました。高速道路では20km/L、流れの良い幹線道路や郊外の道路では、20~22km/Lの実燃費が可能です。
ガソリン車はさすがにハイブリッドには劣りますが、高速道路では10キロ台後半の好燃費を記録しています。
シエンタハイブリッドGを値引きするならライバル車のこのグレードを対抗に!
シエンタの最大のライバル車は、ホンダフリードです。シエンタハイブリッドGを安く買うなら、フリードハイブリッド G Honda SENSINGを対抗に値引き交渉しましょう。
グレード名 | シエンタハイブリッド G | フリードハイブリッド G Honda SENSING(6人乗り) |
---|---|---|
価格比較 | 2,424,400円 | 2,542,223円 |
フリードとの価格差 | -117,823円 | |
装備比較 | トヨタセーフティセンス (標準装備) | ホンダセンシング (標準装備) |
LEDランプパッケージ (+116,640円) | LEDヘッドライト (標準装備) | |
パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ(+57,240円) | ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器、リヤカメラ(標準装備) |
新車価格はフリードハイブリッドGの方が高いですが、シエンタハイブリッドではオプションになっている装備が標準で備わっているので、むしろシエンタハイブリッドGの方が高いと言っていいでしょう。
シエンタハイブリッドGの値引き交渉では、「装備の良いフリードハイブリッドGと迷っている。シエンタに同等のオプションを付けて安い方から購入したい」などとやると効果的でしょう。
シエンタハイブリッドGのリセールバリューは?
新車から3年落ちのシエンタハイブリッドGの買取相場とリセールバリューです。
グレード名 | 新車価格 | 買取相場 | 新車価格に対してのリセールバリュー | 差額 |
1.5ファンベースX | 180.9万円 | --万円 | --% | --万円 |
1.5ファンベースG | 201.7万円 | --万円 | --% | --万円 |
1.5X | 185.0万円 | 129万円 | 71.0% | 52.6万円 |
1.5G | 205.8万円 | 152万円 | 75.2% | 50.0万円 |
1.5Gクエロ | 221.3万円 | 167万円 | 76.8% | 50.2万円 |
1.5X 4WD | 199.4万円 | 136万円 | 69.4% | 59.8万円 |
1.5G 4WD | 220.2万円 | 158万円 | 73.0% | 58.2万円 |
1.5Gクエロ 4WD | 235.7万円 | 173万円 | 74.7% | 58.4万円 |
1.5ハイブリッド ファンベースX | 222.7万円 | --万円 | --% | --万円 |
1.5ハイブリッド ファンベースG | 238.3万円 | --万円 | --% | --万円 |
1.5ハイブリッドX | 226.8万円 | 143万円 | 64.2% | 79.6万円 |
1.5ハイブリッドG | 242.4万円 | 178万円 | 74.7% | 60.0万円 |
1.5ハイブリッドGクエロ | 257.9万円 | 190万円 | 75.0% | 63.2万円 |
上記は買取店での査定相場を載せていますが、ディーラー下取りだと、これから更に10~15%ほど下がるでしょう。
シエンタのリセールバリューを見ると、ハイブリッド車よりガソリン車、4WDより2WDの方が高リセールとなっていますが、ハイブリッドでも65~75%前後と3年落ち普通乗用車の平均値(50~55%)を上回っているため、十分に優秀な数値と言えるでしょう。
また、シエンタを売る時の事を考えるなら、ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインかブラックマイカを選択すると良いでしょう。
この2色とその他の色では、売る時に10万~30万円以上の価格差が生まれます。
シエンタハイブリッドGの値引き後の総支払額は?
ここではシエンタハイブリッドGの値引き後の総支払額をシミュレーションしていきます。
最安バージョン、おすすめオプションバージョン、モデリスタバージョンなど、複数のパターンの見積もりシミュレーションを紹介します。
オプション無しの最安の値引き見積もり
グレード名 | シエンタハイブリッド G |
---|---|
車両本体価格 | 2,424,400円 |
メーカーオプション | 0円 |
(メーカーオプション品名) | -- |
ディーラーオプション | 0円 |
(ディーラーオプション品名) | -- |
諸費用 | 130,067円 |
目標値引き | ▲150,000円 |
オプション値引き | ▲0円 |
支払総額 | 2,404,467円 |
オプションを何も付けずに、シエンタハイブリッドGを購入した場合の値引き後の総支払額です。
目標値引きを達成出来れば、新車価格よりも安く購入することが出来ます。
ただ、さすがに付属品を何も付けないと言う訳にも行かないと思うので、社外品を利用して出来るだけ安く収まるように、社外品のリストを作ってみました。
オプション品名 | 社外品 | 純正オプション |
---|---|---|
フロアマット | 13,980円 | 31,320円 |
サイドバイザー | 9,828円 | 27,000円 |
ナビゲーション | 99,359円 | 146,880円 |
ETC | 6,990円 | 32,400円 |
主なオプション品を比較しましたが、上記の通り純正オプションの方が社外品よりも割高となっています。
ただ、純正オプションも20~30%ほど割引きがあるので、その分価格差は縮まりますが、それでも社外品の方が割安感が大きいでしょう。
上記以外にも革調シートカバーやLEDバルブ、ドライブレコーダー、インテリアパネルなど、純正品よりも割安な社外品があります。比較検討して購入してもいいでしょうね。
別途取り付け工賃が必要ですが、新車購入時に「持ち込み工賃の割引きかサービス」を条件としてシエンタハイブリッドを契約すれば、社外品の取り付け工賃を節約できます。
上記の社外品は楽天市場で購入できます。
おすすめオプションありの値引き見積もり
グレード名 | シエンタハイブリッド G |
---|---|
車両本体価格 | 2,424,400円 |
メーカーオプション | 272,025円 |
(メーカーオプション品名) | ホワイトパールクリスタルシャイン、LEDランプパッケージ、インテリジェントクリアランスソナー、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ |
ディーラーオプション | 416,340円(工賃込み) |
(ディーラーオプション品名) | Tコネクトナビ、ETC2.0、バックガイドモニター、後席ディスプレイ、ドライブレコーダー、ドアバイザー、フロアマット |
諸費用 | 130,067円 |
目標値引き | ▲150,000円 |
オプション値引き (20%引き) | ▲83,000円 |
支払総額 | 3,009,832円 |
シエンタハイブリッドGに便利で人気の高いオプションを充実させた場合の新車購入シミュレーションになります。
ここまで揃えるとなかなかの値段になりますが、それだけ安全で快適ドライブが楽しめることでしょう。
また、ディーラーオプションは多くつけることで金額のおよそ20~30%程度を値引きしてくれるため、値引き交渉の材料に使うのも手です。
モデリスタエアロを追加した場合の値引き見積もり
シエンタハイブリッドGには、純正オプションでエアロパーツやガーニッシュ類が用意されています。
エアロを付けることで、オリジナリティの高いシエンタに乗ることが出来るでしょう。
シエンタの人気のエアロは、モデリスタです。オリジナルアクセサリーやTRDのエアロもありますが、人気があって売却時のプラス査定が大きいのもモデリスタエアロです。
オススメのモデリスタエアロを追加して見積もりシミュレーションをしてみましょう。
グレード名 | シエンタハイブリッド G |
---|---|
車両本体価格 | 2,424,400円 |
メーカーオプション | 32,400円 |
(メーカーオプション品名) | ホワイトパールクリスタルシャイン |
ディーラーオプション | 378,000円(工賃込み) |
(ディーラーオプション品名) | T-Connectナビ、ETC2.0、サイドバイザー、フロアマット、モデリスタエアロキットA(フロント+サイド+リヤ) |
諸費用 | 130,067円 |
目標値引き | ▲150,000円 |
オプション値引き (20%引き) | ▲75,000円 |
支払総額 | 2,739,867円 |
査定に強いモデリスタのエアロを付けても、売る時にはさすがに元を取ることは難しいです。
しかし、他の人気のカラーや人気の装備が付いていれば、シエンタにモデリスタエアロが付いている事により、相乗効果で査定評価はさらに高くなります。
なので、モデリスタエアロを付けるなら、人気のカラー(ホワイトパールかブラック)を選択することをお勧めします。場合によっては元を取れる位のプラス査定も期待できるでしょう。
シエンタハイブリッドGの値引きで有効なのはトヨタ同士の競合
シエンタハイブリッドGから値引きを引き出すには、上記で触れたフリードハイブリッドとの競合が基本です。
さらにトヨタディーラー同士の競合をすることで、フリードとの競合で出た値引き額にさらに上乗せすることが出来ます。
シエンタはトヨタディーラー全チャンネルで販売されているので、トヨタディーラー同士の競合が可能です。
手順としては以下です。
1、ネッツ店、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店の各トヨタディーラーと商談して、フリードとの競合を伝えてシエンタハイブリッドの値引きを引き出す。
2、フリードとの競合で出た値引き金額を他のトヨタディーラーに伝えて、さらに値引きの上乗せを切り出す。
トヨタディーラーは、他社との競合に乗って来ない場合でも、トヨタ同士の競合と分かれば、値引き条件を緩めてくる傾向にあります。
お互いのディーラーの値引き条件を伝えて、シエンタハイブリッドから値引きを引き出しましょう。
以上の手順で値引き交渉を進めれば、シエンタハイブリッドGの目標値引きを獲得できる確率が非常に高くなります。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
シエンタの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのシエンタ値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がシエンタを限界値引きで購入しています。
今月のシエンタの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。