プリウスの中でも人気の売れ筋グレード、プリウスSの値引きを含めた総価格をシミュレーションしています。
また、他のグレードとの装備比較や値引き競合に適したライバル車とのグレード比較、実燃費、リセールバリューなど、プリウスS購入の参考にどうぞ。
売れ筋人気グレードのプリウス Sを他のグレードと比較
グレード名 | プリウス S | プリウス A |
---|---|---|
価格比較 | 2,612,500円 | 2,895,200円 |
Aとの価格差 | -282,700円 | |
装備比較 | 15インチアルミ(ホイールキャップ付) | 15インチアルミ(加飾ホイールキャップ付) |
合成皮革巻きステアリングホイール | 同左 | |
フロントコンソール | フロントコンソール(ピアノブラック加飾) | |
トヨタセーフティセンス | 同左 | |
追従型クルーズコントロール | 同左 | |
オート電動格納式ドアミラー | ヒーター付オート電動格納式ドアミラー | |
イルミネーテッドエントリー (室内照明のみ) | イルミネーテッドエントリー (室内&フロント足元照明) | |
LEDヘッドランプ(LEDフォグランプはMOP) | LEDフォグ&ヘッドランプ | |
6スピーカー | 6スピーカー | |
スマートキー&プッシュスタート | 同左 | |
運転席・助手席シートバックポケット | 同左 | |
湿度センサー付オートエアコン | 同左 |
※MOP(メーカーオプション)
プリウスSの実質一つ上のグレードにあたるプリウスAとの装備比較です。
価格差でプリウスSの方が約28万円安いので、その分Aグレードの方が装備が良くなります。
Aグレードにはホイールキャップやフロントコンソールに加飾が施され、ヒーター付オート電動格納式ドアミラーやLEDフォグランプ等が標準装備となっている豪華仕様です。
ただ、必要十分な装備はSでもしっかりついているので、特にこだわりがなければSの方がコスパに優れていると言えるでしょう。
プリウス Sのエクステリア
プリウスSのエクステリアデザインです。
賛否両論別れるデザインですが、空力を最大限考慮され、空気抵抗を減らして燃費を良くする工夫がデザインでも見て取れます。
フロントバンパーの両サイドやAピラーは空気抵抗を減らして、後方に続く空気の流れを整える役割を持っています。
鋭角な鋭いヘッドライトデザインと、悪く言えばずんぐりむっくりしたボンネットがアンバランスと言えばアンバランスですが、フロントを絞り込むことにより前面投影面積を減らし、空力性能のアップを目指しています。
大型のフロントグリルや造形を工夫したフロントグリルが付けば、また見た目の印象がガラッと変わると思いますが、空力とのバランスを考えてマイナーチェンジに反映されるでしょう。
プリウスSのリアデザインです。
リアはプリウスの代名詞と言っても良い、空力に特化したデザインとなっています。
ルーフ頂点からリアに掛けてのなだらかなフォルムは、空気抵抗を極力減らすことに成功しているデザインです。リアの視界が限定されるのは、空力を優先したプリウスの欠点と言えるでしょう。
ベルトラインは、フロントからリアに掛けて競り上がっていて、躍動感あるフォルムになっています。特にリアドアからテールランプに掛けての造形は目立つ部分ですが、見るからに空気を切り裂いて進むイメージですね。
リアから見ると腰高なイメージはぬぐえないですが、実際には低重心化に成功しており、性能に見合った空力フォルムとなっています。
プリウス Sのインテリア
プリウスSのインテリアです。
先進的なハイブリッドカーのイメージ通りに、非常に凝った造形が特徴です。
インパネ回りはシートと同系色のパネルが採用され、大胆な配色と曲線を多用した造形が先進的ですね。
プリウスSの内装カラーは、ブラックとクールグレーの2種類となります。
いずれも落ち着いた色調が、プリウスの洗練された上質感を引き立てます。
シート生地はファブリックですが、エンボス(浮き出し)加工による立体効果により、安っぽさを感じません。
と言って奇をてらうでもなく飽きの来ないデザインで、ソフトな座り心地もトヨタならではの上質感です。
プリウス Sの実燃費は?
プリウス Sの平均実燃費 23.1km/L
プリウス Sのカタログ燃費は37.2km/Lです。
渋滞を含む市街地でのプリウスSの実燃費は、17-19km/Lまで落ち込みます。
郊外の道路や流れの良い幹線道路では、23-25km/Lまで伸びてきます。高速道路では、26-28km/Lまで伸びるでしょう。
乗り方や巡航速度によってプリウスSの実燃費数字の振り幅は大きいですが、80キロ巡行で走れば高速道路で30km/Lを超える実燃費も可能です。
プリウス Sを値引きさせるならライバル車のこのグレードを対抗に!
プリウス S | ヴェゼルハイブリッド X ホンダセンシング | アクセラスポーツ 15XD プロアクティブ |
---|---|---|
2,612,500円 | 2,586,018円 | 2,440,800円 |
ヴェゼルに対して +26,482円 | -- | -- |
アクセラスポーツに対して +171,700円 | -- | -- |
1.8ハイブリッド | 1.5ハイブリッド | 1.5ディーゼルターボ |
15インチアルミホイール | 16インチアルミホイール | 16インチアルミホイール |
合成皮革巻きステアリングホイール | 本革巻きステアリングホイール | 本革巻きステアリングホイール&シフトノブ |
オート電動格納式ドアミラー | オート電動格納式ドアミラー | 電動格納式ドアミラー |
自動ブレーキ | 自動ブレーキ | 自動ブレーキ |
追従型クルーズコントロール | 追従型クルーズコントロール | 定速型クルーズコントロール (追従型はMOP) |
6スピーカー | 6スピーカー | 6スピーカー |
スマートキー&プッシュスタート | スマートキー&プッシュスタート | スマートキー&プッシュスタート |
LEDヘッドランプ | LEDヘッドランプ | LEDヘッドランプ |
※MOP(メーカーオプション)
※DOP(ディーラーオプション)
プリウスSの値引き交渉で競合させるライバル車には、同じハイブリッドで人気が高いホンダのヴェゼルや、ディーゼルターボでハイブリッドにないトルク感と、燃費でも引けをとらないマツダのアクセラスポーツが有効です。
これらのライバル車はどちらもプリウスSより安く、装備を比べると概ね同等なので、値引き交渉の狙い目となるでしょう。
例えば「後席が広くて快適なヴェゼルハイブリッドの方が家族に好評だが、プリウスSをヴェゼルより値引きしてくれるなら、説得できるかも知れない」などと持ちかけてみると効果的です。
ライバル車をプリウスSに競合させる時は、必ず「ライバル車の方が有利だが、値引きしてくれればプリウスにしたい」というスタンスを保つのがセオリーとなります。
プリウス Sのリセールバリューは?
新型プリウスSを購入したら、売る時は高く売れるのか、それとも安いのか気になるのではないでしょうか。
ここでは、新型プリウスが発売されてから3年経過したリセールバリューを紹介します。
※新車から3年経過後のリセールバリュー(1年1万キロ平均の車両)
グレード名 | 新車価格 | 買取相場 | リセールバリュー | 差額 |
---|---|---|---|---|
1.8E | 256.5万円 | 172万円 | 68.3% | 79.8万円 |
1.8S | 261.2万円 | 178万円 | 69.3% | 78.5万円 |
1.8Sツーリングセレクション | 278.3万円 | 192万円 | 70.2% | 81.2万円 |
1.8A | 289.5万円 | 194万円 | 68.2% | 90.2万円 |
1.8Aツーリングセレクション | 306.2万円 | 205万円 | 68.1% | 95.6万円 |
1.8Aプレミアム | 323.4万円 | 206万円 | 64.8% | 111.5万円 |
1.8Aプレミアム ツーリングセレクション | 334.5万円 | 211万円 | 64.2% | 117.4万円 |
1.8S E-Four 4WD | 281.0万円 | 185万円 | 67.0% | 90.9万円 |
1.8Sツーリングセレクション E-Four 4WD | 298.1万円 | 198万円 | 67.6% | 94.6万円 |
1.8A E-Four 4WD | 309.3万円 | 205万円 | 67.5% | 98.6万円 |
1.8Aツーリングセレクション E-Four 4WD | 326.0万円 | 212万円 | 66.2% | 108.1万円 |
1.8Aプレミアム E-Four 4WD | 343.2万円 | 218万円 | 64.7% | 118.9万円 |
1.8Aプレミアム ツーリングセレクション E-Four 4WD | 354.3万円 | 221万円 | 63.5% | 126.8万円 |
プリウスの3年落ちリセールバリューはどのグレードも60%以上となっており、普通乗用車の平均値が50~55%であることに比べて、高水準と言えるでしょう。
基本的には新車価格(初期費用)の安い廉価グレードほど高リセールとなりやすく、その中でS系は価格と装備の充実度にバランスがとれた好コスパゆえに、高い人気を誇っています。
その人気に比例して、プリウスSはプリウス全体でも売却に有利なグレードと言えます。
プリウス Sの値引き後の総支払額は?
プリウス Sの値引き後の総支払額をシミュレーションしてみます。
オプション無し、おすすめオプションありの2パターンの値引き後の新車見積もりを紹介します。
オプション無しの最安でのプリウス S新車値引き見積もり
グレード名 | プリウス S |
---|---|
車両本体価格 | 2,612,500円 |
(メーカーOP品名) | -- |
メーカーオプション価格 | 0円 |
(ディーラーOP品名) | -- |
ディーラーオプション価格 | 0円 |
諸費用 | 123,787円 |
目標値引き | ▲130,000円 |
オプション値引き | -- |
支払総額 | 2,606,287円 |
オプションを全く付けない状態のプリウス Sの見積もりは、値引きを含んで約260.6万円でした。
目安の目標値引きを達成できれば、諸費用入れても車両本体価格より安く購入できますね。
ただ、全くオプションを付けないのは寂しいので、純正よりも安くそろえられる社外品をまとめてみました。
オプション品名 | 社外品 | 純正オプション |
---|---|---|
フロアマット | 9,980円(12パターン) | 24,840円(デラックスタイプ) |
ドアバイザー | 4,260円 | 12,960円(ベーシックタイプ) |
ナビゲーション | 145,000円(アルパイン X 9型) | 241,920円(T-Connectナビ、9インチ) |
シートカバー | 10,195円~ | 71,280円(革調) |
特にフロアマットはネット通販で買えば、純正の半額以下で購入できます。取り付けも自分で出来るので、お手軽に購入費用を節約できますね。
その他にもドアバイザーやナビ、シートカバー、上記にはありませんがドライブレコーダーなどもネット通販が安いです。
ただ、取り付けが自分で出来ない物に関しては、ディーラーで持ち込みで取り付けてもらうと良いでしょう。
おススメは、新車契約時に工賃無料か割引を条件として契約する事です。
新車の値引き交渉と同時に契約の条件に入れてもらえれば、かなりお得に付属品を付けられるでしょう。
上記の社外品は楽天市場で購入できます。
おすすめオプションを含んだプリウス S新車値引き見積もり
グレード名 | プリウス S |
---|---|
車両本体価格 | 2,612,500円 |
(メーカーOP品名) | ホワイトパールクリスタルシャイン、ナビレディセット、電動ムーンルーフ |
メーカーオプション価格 | 172,800円 |
(ディーラーOP品名) | T-Connectナビ 9インチモデル、ETC2.0車載器(ナビ連動タイプ)、カメラ一体型ドライブレコーダー、サイドバイザー(ベーシックタイプ)、フロアマット(デラックスタイプ) |
ディーラーオプション価格 | 370,845円(工賃込み) |
諸費用 | 123,787円 |
目標値引き | ▲130,000円 |
オプション値引き | ▲74,000円(ディーラーオプションの約20%) |
支払総額 | 3,075,932円 |
メーカーオプションには、リセールでも高査定が期待できるホワイトパールクリスタルシャインと電動ムーンルーフ、バックカメラとステアリングスイッチがセットのナビレディセットを選択しています。
ディーラーオプションには、Tコネクトの9インチナビ、交通情報が見られて高速料金も少し安くなるETC2.0、もしもの時に映像が残せるドライブレコーダー、他定番のマット・バイザーを入れて、値引きとオプション値引き、諸費用を含んだプリウスSの総価格は、約302.8円となりました。
プリウス Sの値引き実例は?
現行型プリウス Sは、どの位の値引きでユーザーが購入してきたのか、当サイトに寄せられる実例値引きを見てみましょう。
購入時期 | グレード名 | 値引き額 |
---|---|---|
2018年9月 | プリウスSセーフティプラス | 40.4万円 |
2018年6月 | プリウスSセーフティプラス | 38.4万円 |
2018年6月 | プリウスSセーフティプラス | 38.5万円 |
2018年6月 | プリウスSセーフティプラス | 33.1万円 |
2018年4月 | プリウスSツーリングセレクション | 31.7万円 |
2018年3月 | プリウスSセーフティプラス | 37.0万円 |
2018年3月 | プリウスSセーフティプラス | 38.5万円 |
2018年12月のマイナーチェンジから月日が浅いため、後期型の実例値引きはまだ報告されていません。
モデルチェンジ直後は値引きガードが堅くなるので、上記のような大幅値引きは難しいものの、今後年月が経つにつれて上記くらいの値引きは狙えるようになってくるでしょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
プリウスの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのプリウス値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がプリウスを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のプリウスの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。