ランドクルーザープラドの売れ筋で人気グレードでもある、ガソリン車の「2.7TX」の値引きを含んだ総価格シミュレーションをしています。
また、他のグレードとの装備比較やライバル車との比較、実燃費、気になるリセールバリューなど、ランドクルーザープラド2.7TX購入の参考にしてみて下さい。
売れ筋人気グレードのランドクルーザープラド 2.7 TXを他のグレードと比較
グレード名 | ランドクルーザープラド 2.7 TX 7人乗り | ランドクルーザープラド 2.7 TX Lパッケージ 7人乗り |
価格 | 3,760,900円 | 4,280,100円 |
Lパッケージと価格差 | -519,200円 | |
装備比較 | シート表皮(ファブリック) | シート表皮(本革・ステッチ付) |
ウレタン製ステアリングホイール | 本革巻きステアリングホイール&シフトノブ | |
快適温熱シートなし | ||
レーダークルーズコントロール | レーダークルーズコントロール | |
マニュアル調整シート(運転席6ウェイ・助手席4ウェイ) | パワーシート(運転席8ウェイ・助手席4ウェイ) | |
サードシート格納(手動式) | サードシート格納(電動式) | |
LEDヘッドランプ | LEDヘッドランプ | |
17インチアルミホイール | 17インチアルミホイール | |
電動格納式ドアミラー(ヒーター付) | 電動格納式ドアミラー(ヒーター付) | |
運転席電動ランバーサポート | 運転席電動ランバーサポート | |
LSD付トランスファー | LSD付トランスファー | |
スマートエントリー&プッシュスタート | スマートエントリー&プッシュスタート |
※MOP(メーカーオプション)
ランドクルーザープラド2.7TXと2.7TX Lパッケージの装備を比較してみました。
2.7TXと同Lパッケージの価格差は約50万円ですが、その分Lパッケージの方が装備も充実しており、ファブリック(織物)シートとは座り心地がまったく違う本革シート、グリップとハンドリングに定評のある本革巻きステアリングホイール&シフトノブがハイグレード感を演出し、快適温熱シート(運転席&助手席)で寒い日でも快適なドライブが楽しめます。
また、荷物を積む時に何かと格納することが多いサードシートも、電動式なら女性や高齢者でも楽チン、と言った具合に、価格相応の価値はありますが、別になければないでも支障はありませんし、50万円も浮かせられることを考えれば、2.7TXを選ぶのも十分アリだと思います。
ランドクルーザープラド 2.7 TXのエクステリア
ランドクルーザープラド2.7TXのエクステリアです。
ランクルらしい大柄なボディで無骨なイメージを残しながらも、洗練されたデザインでシティユースでも映えるデザインとなっています。
縦型のフロントグリルが高級感を出していますね。前後のフェンダーはSUVらしく張り出していて、悪路だろうがどんな道でもいかにも走りそうな雰囲気を出しています。
どっしりとして堂々としたエクステリアが、プラドではありますがランドクルーザーらしいですね。
ランドクルーザープラドのリアデザインです。
フロントに比べてシンプルなデザインとなっています。
視界が確保されたリアガラスや後続からも視認性が良いテールランプ、ハイマウントストップランプなど、本格SUVらしく実用性を重視しています。
リアから見ても、リアフェンダーの盛り上がりがSUVらしくカッコいいですね。無骨さを残しながらも洗練された曲線を用いてデザインされています。
ランドクルーザープラド 2.7 TXのインテリア
ランドクルーザープラドのインテリアです。
あまり奇をてらわず、実用性を重視したシンプルなインパネ回りです。
2眼メーターは、左にタコメーター右にスピードメーターが表示され、中央にはTFTのカラーマルチインフォメーションディスプレイが表示されます。
インパネの素材自体は合皮や高級なソフトパッドが使われている訳ではありませんが、質感のある表面処理が施されています。
プラド2.7TXの内装色は、画像のニュートラルベージュかブラックの2色から選択できます。
ニュートラルベージュは明るく高級感もあるイメージ、ブラックは落ち着きがありながらもクールでカッコいいイメージですね。汚れもブラックの方が目立たなく、維持もしやすいでしょう。
ランドクルーザープラド2.7TXのシート表皮はモケットのファブリックです。
表面は柔らかく、座り心地もしっとりと馴染む感触です。コンパクトカーのシートのようにゴワゴワした感じは無いので、ファブリックながらも高級感を感じられます。
ランドクルーザープラド 2.7 TXの実燃費は?
ランドクルーザープラド 2.7 TXの平均実燃費 7.4km/L
ランドクルーザープラド 2.7 TXのカタログ燃費は9.0km/Lです。
重量があるのでやはり街中や渋滞のある市街地での実燃費は悪く、5~6km/Lほどになってしまいます。
郊外の信号の少ない道路や空いた幹線道路などでは7~8km/L、高速道路では9~10km/Lまで伸びます。
あまり燃費を求める車ではありませんが、燃費や毎回のガソリン代を気にするなら車両価格は上がりますが、ディーゼルの方が良いかもしれません。
ランドクルーザープラド 2.7 TXを値引きさせるならライバル車のこのグレードを対抗に!
ランドクルーザープラド 2.7 TX 7人乗り | パジェロ3.2 ロング GR 7人乗り | CX-5 2.2 XD Lパッケージ(4WD) |
3,504,109円 | 3,751,920円 | 3,526,200円 |
ランドクルーザープラド2.7TXに比べて | 247,811円高い | 22,091円高い |
2700cc ガソリンエンジン | 3200cc ディーゼルエンジン | 2200cc ディーゼルエンジン |
17インチアルミホイール | 17インチアルミホイール | 19インチアルミホイール |
シート表皮(ファブリック) | シート表皮(スエード&ファブリック) | シート表皮(吸音性レザー) |
電動格納式ドアミラー(ヒーター付) | 電動格納式ドアミラー(ヒーター付) | オート電動格納式ドアミラー(ヒーター付) |
LEDヘッドランプ | ハロゲンヘッドランプ | LEDヘッドランプ |
ウレタン製ステアリングホイール | ウレタン製ステアリングホイール | 本革巻きステアリングホイール&シフトノブ |
シートヒーターなし | シートヒーター(運転席・助手席) | シートヒーター(運転席・助手席) |
シートバックポケットあり | シートバックポケット(運転席・助手席) | シートバックポケット(運転席・助手席) |
6スピーカー | 6スピーカー | 4スピーカー |
ベンチレーテッドディスクブレーキ | 大径ベンチレーテッドディスクブレーキ | ベンチレーテッドディスクブレーキ |
自動ブレーキあり | 自動ブレーキなし | 自動ブレーキあり |
追従型クルーズコントロール | 定速型クルーズコントロール | 追従型クルーズコントロール |
スマートキー&プッシュスタート | マルチモードスマートキー(ドアミラー操作可) | スマートキー&プッシュスタート |
LSD付トランスファー | ノーマルトランスファー | ノーマルトランスファー |
※MOP(メーカーオプション)
※DOP(ディーラーオプション)
ランドクルーザープラド2.7TXの競合車は、その価格帯からディーゼルSUVがライバルとなります。
パジェロ3.2ロングGRに対しては、プラド2.7TXの方が約25万円安くなっていますが、ついている装備にはほとんど差がなく、その価格差はほぼそのままパワートレイン(駆動系統)の差と言えます。
オプション等を充実させてパジェロと同じ価格帯になるように見積もりし、その上で「パジェロならギリギリ予算額でディーゼル車が視野に入る。もし希望金額まで値引きしてくれるなら、パジェロは諦めてプラドに決めたい」などと言ったアプローチで値引き交渉に臨みましょう。
一方、CX-5 XD Lパッケージも、プラド2.7TXの方が約2万円安くなっていますが、よりシティユース志向なCX-5の方が装備も充実しているため「高品質な装備とランニングコストの安いCX-5のディーゼルがXXX万円で買えるが、それ以上の値引き条件を出してくれるなら、今日プラドを買う」と攻めるのが効果的です。
ランドクルーザープラド 2.7 TXのリセールバリューは?
ランドクルーザープラド2.7TXを購入したら、売却時の金額がどのくらいになるのか、気になる所でしょう。
ここでは新車から2年経過したプラド2.7TXのリセールバリューを他のグレードと比較したいと思います。
※新車から2年経過後のリセールバリュー(1年1万キロ平均の車両)
グレード名 | 新車価格 | 買取相場 | 新車価格に対してのリセールバリュー | 差額 |
2.7 TX | 353.8万円 | 271万円 | 76.5% | 万円 |
2.7 TX Lパッケージ | 404.7万円 | 337万円 | 83.2% | 万円 |
2.8 TZ-G(ディーゼル) | 536.3万円 | 383万円 | 71.4% | 万円 |
2.8 TX(ディーゼル) | 415.2万円 | 322万円 | 77.5% | 万円 |
2.8 TX Lパッケージ(ディーゼル) | 466.7万円 | 380万円 | 81.4% | 万円 |
2年落ちランドクルーザープラドのリセールバリューは70~80%台となっており、ランドクルーザープラドは買い替えに有利なクルマと言えます。
全体的に購入費用(新車価格)の安いグレードほど高リセールとなる傾向が見られますが、特に人気を集めているのが中間グレードであるTX Lパッケージ。ガソリン/ディーゼル車ともに80%オーバーの高リセールとなっています。
お得な買い替えも視野に入れてランドクルーザープラドを購入するなら、グレード選びも大切である事がわかりますね。
ランドクルーザープラド 2.7 TXの値引き後の総支払額は?
ランドクルーザープラド 2.7 TXの値引き後の総支払額をシミュレーションしてみます。
オプション無し、おすすめオプションありの2パターンの値引き後の新車見積もりを紹介します。
オプション無しの最安でのランドクルーザープラド 2.7 TX新車値引き見積もり
グレード名 | ランドクルーザープラド 2.7 TX 7人乗り |
車両本体価格 | 3,760,900円 |
(メーカーOP品名) | -- |
メーカーオプション価格 | 0円 |
(ディーラーOP品名) | -- |
ディーラーオプション価格 | 0円 |
諸費用 | 270,447円 |
目標値引き | ▲250,000円 |
オプション値引き | -- |
支払総額 | 3,781,347円 |
オプションを全く付けない状態のランドクルーザープラド 2.7 TXの見積もりは、値引きを含んで3,781,347円でした。
とは言え、さすがに何もオプションを付けないのは利便性が悪いので、純正より安く買える社外品の金額を調べてみました。
オプション品名 | 社外品 | 純正オプション |
フロアマット | 13,770円(14カラー) | 37,800円(ラグジュアリータイプ) |
ドアバイザー | 5,162円 | 21,600円(RVワイドタイプ) |
ナビゲーション | 109,580円(アルパイン 7型) | 157,680円(Tコネクトナビ) |
革調シートカバー | 12,787円~ | 95,040円 |
フロアマットやドアバイザーは、社外品ではありますが、純正オプションよりもかなり安く(1/2~1/4程度で)買える事が分かりました。
社外品と言っても純正マットから型を取っているので、ズレ防止のフックも使えて純正同等の使い心地です。
フロアマットなら自分で簡単に付けられるので、ネット通販で買って自分で付ければ、マット代(工賃)を節約できるでしょう。
ナビやバイザー、シートカバーは、自分で付けるには流石にハードルが高いので、おススメはディーラーで持ち込みで付けてもらう事です。
さらに新車契約時に「工賃無料か割り引き」を条件に契約できれば、ネットで安く買ってディーラーで安く付けてもらえるので、オプション代金をかなり節約できるでしょう。
上記の社外品は楽天市場で購入できます。
おすすめオプションを含んだランドクルーザープラド 2.7 TX新車値引き見積もり
グレード名 | ランドクルーザープラド 2.7 TX 7人乗り |
車両本体価格 | 3,760,900円 |
(メーカーOP品名) | ホワイトパールクリスタルシャイン、寒冷地仕様、電動ムーンルーフ |
メーカーオプション価格 | 162,000円 |
(ディーラーOP品名) | T-Connectナビ、ETC2.0ユニット・ビルトインタイプ(ナビ連動タイプ)、バックガイドモニター、カメラ一体型ドライブレコーダー、サイドバイザー(RVワイドタイプ)、フロアマット(ラグジュアリータイプ)、オートリトラミラー |
ディーラーオプション価格 | 459,891円(工賃込み) |
諸費用 | 270,447円 |
目標値引き | ▲250,000円 |
オプション値引き | ▲91,000円 |
支払総額 | 3,819,947円 |
ボディカラーは売却時のプラス査定にもなるホワイトパールクリスタルシャインを選んでいます。
ディーラーオプションは、Tコネクトナビ、交通情報を受信して高速料金が若干安くなるETC2.0、バックカメラ、万一の時にも映像を残せるドライブレコーダー、ドアのロックアンロックでドアミラーが自動で開閉するオートリトラミラー、他定番のマットとバイザーを選択しています。
以上のおすすめオプションと諸費用、車両からの値引きとオプションからの値引きを含めた、ランドクルーザープラド2.7TXの総価格は3,819,947円となりました。
ランドクルーザープラド 2.7 TXの値引き実例は?
現行型ランドクルーザープラド 2.7 TXは、どの位の値引きでユーザーが購入してきたのか、当サイトに寄せられる実例値引きを見てみましょう。
購入時期 | グレード名 | 値引き額 |
2018年2月 | 2.8 TX Lパッケージ | 40.0万円 |
2017年12月 | 2.8 TX | 35.6万円 |
2017年12月 | 2.8 TX | 38.9万円 |
2017年12月 | 2.8TZ-G | 22.1万円 |
2017年11月 | 2.8TX | 31.1万円 |
2017年11月 | 2.7 TX Lパッケージ | 37.5万円 |
2017年11月 | 2.8TX Lパッケージ | 30.0万円 |
発売直後やマイナーチェンジ直後は値引きが引き締められますが、それ以外の時期では車両価格が高額なため、オプションからの値引きを含めた値引きの総額は大きくなっています。
ただ、プラドは根強い人気モデルなので、地域やディーラーによってはかなり値引きが渋いディーラーもあります。
その場合は、他メーカーのライバル車と根気よく競合させて値引き交渉するか、可能であれば隣県へ越境して、別経営のトヨタ店と商談してトヨタ店同士で競合させましょう。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
ただ、自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。
そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。
この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。
そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。
ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと19万円もアップしたのです。とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。
ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。
どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。
カーネクストの無料査定はこちら
また、査定から売却契約まで電話のみで完結、来店も出張査定もないので本気の査定額が電話で分かります。
車の引き取りも全国無料で対応してくれます。
高年式車に加えて古い車や過走行の車が得意なので、他社でいい金額が付かなかったら試してみるといいでしょうね。
ランドクルーザープラドの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのランドクルーザープラド値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がランドクルーザープラドを限界値引きで購入しています。
今月のランドクルーザープラドの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。