イグニスに欠点やデメリットはあるのか?一般のイグニスの評判と当サイト独自の視点で、イグニスを徹底評価してみました!
イグニスのエクステリア(デザインと引き換えに視界に欠点が?)
イグニス出典:suzuki.co.jp
コンパクトカーというと、ありきたりなデザインや可愛らしいデザインになりがちですが、イグニスは過去のスズキの名車に採用されてきたデザインを少しずつ取り入れ、誰が見ても見分けがつく個性的なデザインを採用しています。
私のような厳つい顔つきをした男性にとって、可愛らしいデザインですとコンパクトカーに乗ることをためらう理由になってしまうこともありますが、イグニスのデザインなら受け入れやすいと思います。
エクステリアの欠点は、後部座席ドアのデザインの関係で、ガラス面積が小さく、運転席から見た左後方視界が狭い点にあると思います。
イグニスのインテリアの欠点は?(広く見せる演出に好き嫌いが出そう)
イグニス出典:suzuki.co.jp
室内の広さ
コンパクトカーに数人で乗車すると、どうしても室内の狭さが気になるものです。
特にイグニスの様な黒や灰色の内装色では、実際以上に狭く感じてしまいますが、実際にイグニスに乗車した時には、それほど狭く感じないと思います。
その理由は、前席の下部に白く塗装されたパーツを多く取り入れているからです。これのお蔭で、明るい印象を持ち、狭さを感じなくなるのです。
同時に、白のパーツの主張が強く、少し目障りに感じる方もいるかもしれません。
インテリアの操作性
ダッシュボードの中央に設置されたコントロール・パネルは、枠の部分が大きく、必要以上の圧迫感を感じると思います。
操作性については、直感的な操作性になっておらず、使い辛いと感じる方もいると思います。
エアコンのコントロール・パネルも独特で、車のキャラクターに合わせています。
イグニスの居住性
ライバルと比較すると、下の表の様になります。
室内長さはイグニスが一番長く、シートの位置も床から高い位置にあり、着座したときに膝の曲がりを緩やかにすることで、前席との余裕を作り、少ない横幅でも広く快適に過ごせる工夫がされています。
シートの位置を高くしたことで、天井までの距離が短くなっているので、私のように座高が高い場合は、頭の部分に圧迫感を感じるかもしれません。
イグニスのエンジン
イグニス出典:suzuki.co.jp
イグニスに搭載されるエンジンは1.2ℓで、パッソとマーチ/ミラージュの中間に位置しています。
馬力は特別大きくはありませんが、880㎏(FF車)と軽い車重のお蔭で、十分にパワフルと感じられると思います。
イグニスのエンジンは、唯一の4気筒で、3気筒のライバル車に比べて滑らかに動く傾向があります。
イグニスのハイブリッド・システム
イグニスに搭載されるハイブリッド・システムは、エンジンの補助としての役目という考え方なので、他社のハイブリッドの様なバッテリーとモーターだけで走行するという事はありません。
この方式は、大きく重いバッテリーやモーターを搭載する必要がなくなり、車重を軽くすることができます。
イグニスの実燃費
イグニス出典:suzuki.co.jp
ユーザーにとってとても重要な燃費性能ですが、ここで取り上げたライバル車はハイブリッド設定がありませんが、イグニスと同じ燃費性能か同レベルにまで達している点を考えると、もう少し伸びて欲しいと思うのがユーザー心理かもしれません。
市街地を走行した場合の実際の燃費については、概ね20km/ℓ程のようです。
ちなみに他のライバル車の実燃費は以下の通りです。
ヴィッツ1.3F 15.6km/L
フィットハイブリッド 23.2km/L
アクア 24.5km/L
デミオディーゼル 22.1km/L
イグニスのアイドリング・ストップ機構
イグニスのアイドリング・ストップ機構の特徴は、エンジン再始動時の滑らかさです。
エンジンが再始動したことがわからないと感じる人もいる程に、スムースです。
イグニスのハンドリング
イグニスは、ハンドルの中立付近の感触が曖昧で、常に進行方向を意識しなければならないように感じる人もいるようです。実際に試乗して確かめたい部分ですね。
イグニスの乗り心地
少し大きめの段差を乗り越える際などに、大きな衝撃を受けることが目立つようで、乗り心地面では不満を持つ方もいるようです。
イグニスを評価!いいところは?
イグニス出典:suzuki.co.jp
単なる道具ではない存在感
このクラスの車でハッキリとした存在感を持たせたことは、このクラスの車の購入を検討することに楽しみをもたらしてくれると思いますし、所有することにも満足を感じる方もいるでしょう。
道具としての車ではなく、趣味性も満たしてくれるコンパクトカーというのは、今の国産車ではとても珍しく、デザイン面で言えば輸入車とも比較する方もいるのではないでしょうか。
エンジン特性と静粛性
厚い低速トルクを武器に、CVTとハイブリッドの組み合わせで、低回転を維持しながら走行できるので、燃費はもちろんエンジン音が静かというメリットがあります。
さらに、ライバルが3気筒エンジンなのに対して4気筒エンジンを採用していることも、滑らかさと静かさという部分でリードする要素にもなります。
アシスト能力と軽量コンパクトの高バランス
コンパクトカーにとって、大きく重いイブリッド・システムを搭載することは、デメリットになります。スズキはハイブリッドのメリットのみを取り入れるために、必要最小限のシステムとしました。
その結果、ハイブリッド車でありながら、ライバルよりも軽量な車両重量に仕上げました。
同時に貴重な室内スペースを犠牲にすることなく、まとめ上げることができています。
室内前後スペースの広さ
小さな車体の中で、安全性を確保しながら室内スペースを大きく取ることはとても難しいことですが、イグニスの室内長は他社を大きく引き離しています。
男性にとって、コンパクトカーに乗ることの難点は、室内スペースの狭さによる窮屈な運転ポジションでしょう。
イグニスは着座位置も高く取っているので、男性でも無理なくポジションを取ることができます。
イグニスの総合評価
一言でいえば欲張りな車。
今の日本のコンパクトカーに一番足りていないワクワク感や、活動的なイメージをうまく表現した外観は、輸入コンパクトカーにも負けない存在感です。
個性的なデザインの中身には、しっかりと実用性、経済性、環境性能を詰め込んでいます。
言葉で言うのは簡単ですが、実際に製品としてまとめ上げるのは大変なことで、スズキの意気込みを表しているのかもしれません。
ハンドリングや乗り心地に、多少の改善が必要な部分もありますが、全体としては高いバランスで作られた、とても欲張りな車と言えます。
もし下取り車があるなら、さらに新車が安く買える
下取り車を高く売ることで、トータルでさらに新車を安く買うことが出来ます。
実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。
ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。
何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。
そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。
反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。
この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。
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