フリードの購入データ
契約日 | 2016年12月25日 |
ネーム 年齢 性別 | サワータイム/40代後半/男性 |
商談地 | 栃木県 |
購入グレード | フリード 1.5G |
メーカー オプション | Hondaインターナビ |
ディーラー オプション 他装備付属品 | テールゲートスポイラー コバルトブルー・パール フットライト シートカバーフルタイプ(アイボリー) フロントカメラシステム ライセンスフレームナンバープレートロックボルト |
オプション総額 | 209,649円 |
車庫証明 | 計上 |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 250,000円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 250,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 2,366,249円 |
下取り車 | ダイハツ コペン 2007年式 白 |
下取り車の価格 | 100,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
嫁さんはそんなに大きくないミニバンが良いと言うので探していました。
たどりついた車はホンダのフリード。確かに大きすぎず、でもしっかりとしたミニバンタイプの車で、嫁さんでも使いやすそうです。
私は輸入車に乗りたかったので気持ち反対でしたが、高い輸入車は買えないけど、小さめなら買えるだろうと思っていたのです。
でもそんなことを言うと、ホンダのディーラーで妻に怒鳴られました。
「輸入車なんか高いし、壊れるし、いいわけないでしょ」
妻のそんな言葉にホンダの営業も乗ってきます。
「確かに修理代も高いし、維持費が半端ないですよ。絶対に国産車がいいですって」
「でもフォルクスワーゲンのポロならそんなに高くないし…」
「そのポロの値段でフリードが買えるのよ。それと比べたら、フリードのほうがいいに決まっているじゃない」
私の思いなど、妻にはまるで通じませんでした。
ホンダの営業も大きく頷いています。そこからこのフリードの商談に、私は完全に蚊帳の外となりました。
「旦那がそんなこと言っているけど、気にしないで」
「いえいえ。ドイツの車もとてもいいですよ。でもミニバンはやはり国産車のほうが優れていますよ。価格のメリットも大きいですしね」
「そうよね。輸入車のミニバンなんて、前に見たけど、400万円超えでした。さすがにあんな車は買えない。車が2台買えちゃいますよ」
妻が私をちらりちらりと見ながら言います。
「奥様、フリード、いいでしょう?僕も頑張りますから、ぜひ乗ってくださいよ」
営業も主導権は完全に妻にあると分かって、私ではなく、妻にせがんでいきます。
「そうね。でもこの値引きじゃ無理かな」
妻はなかなかに気の強い性格です。営業も少したじろいでいました。
「ご納得頂けませんか?」
「当たり前でしょ。たった15万円値引きって。こんなに高い車を買うんだから、もっと安くしてよ。ねぇ?」
と私に振ってきましたが、もう答えませんでした。すると妻がさらに凄んできます。
「値引き、調べてきたんでしょ?」
そんな剣幕に圧され、私は営業に言います。
「あ、ああ。そうだね。知人は25万円はしてくれるって言ってたよ。他のディーラーだけど、紹介もしてくれるって」
「ね。もし営業さんがしてくれなかったら、他に頼まなくてはいけないでしょ」
妻の物言いに、営業は言葉を返してこれません。
「するか、しないか。無理なら他に行くから、早く言って」
なんだか営業がかわいそうになりましたが、私の輸入車への思いを妻と一緒に消してくれたので、同情はしません。
しばらく黙りこんでいましたが、やがて営業が小さな声で話し始めました。
「25万円したら…決めてくれるんですか?」
「決めますよ」
妻が間髪いれずに言います。営業は立ち上がり、店長に聞いてきます。と言って奥へ引っ込みました。
「買うって言ってるんだから、やってくれるでしょう?」
そんな妻の言葉通り、フリードから25万円値引きが出ました。
営業はあまり嬉しそうでなかったですが、妻は満足そうでした。
私も特に満足感はなかったですが。妻の一人喜びの商談になりましたね。