渋滞を含む一般道、車の流れの良い幹線道、高速道路など、マツダ2の燃費が実際どの位なのか?シチュエーション別に実燃費数字を出してみました。
マツダ2の市街地(渋滞含む)の燃費は?
1.3Lガソリンエンジン搭載車
夏場、オートエアコンを使っている状態でも18km/Lを記録することがある優秀なエンジンで、アクセル踏込量に比べ、ストレスなくストレートに加速します。
一方、冬場の燃費は15km/L~16km/Lくらいはキープしますが、渋滞が長いと14km/Lに燃費が落ちることも。
冬場の暖気で極端に燃費が下がる傾向があるので、暖気は短めにしましょう。
年間を通して12~14km/Lの実燃費が期待できます。
ヒルローンチアシスト (HLA) は、渋滞時、坂道での発進はとてもお楽で、クラッチとブレーキを緩めるだけで車体がスムーズに動き出すので、渋滞は苦になりません。
1.5Lディーゼルエンジン搭載車
渋滞などで「DPFフィルター再生を優先しています」が表示されると、燃費が極端に下がり、室内に焦げ臭い匂いがする場合があり、最初は驚きます。
臭い匂いにびっくりしたドライバーがディーラーにマツダ2を持ち込むこともあったそうです。
この表示が街乗りで何回も繰り返される場合もあり、表示中の燃費が7~13km/Lに下がることも。
表示中は、PMを除去しているDPFフィルターが目詰まりしないように、燃料の強制噴射、ヒーターによる過熱、i-stopの停止を行い、燃費が悪化します。
アクセルのレスポンスも微妙に変わってきますので、アクセル―ワークは難しくなり、踏み過ぎると更に燃費を悪くすることがあります。
ただ、この表示がある期間があった場合も含め、街乗りで平均すると燃費が18km/L~23km/Lくらいはキープするので、さすがディーゼルエンジンといったところでしょう。
4WDの場合、燃費が下限で16km/Lになることもあります。
マツダ2の郊外・幹線道路の燃費は?
1.3Lガソリンエンジン搭載車
スムーズに流れる郊外・幹線道路では、一年を通して燃費は16㎞/L~18㎞/Lをキープできます。
ただ、アイドル~2000回転で、すこしトルク不足を感じることがあり、郊外・幹線道路の速い車の流れに乗ろうとアクセルの踏み過ぎで燃費が悪くなることがあるので、ご注意を。
最初ブレーキの操作に少しコツが必要で、必要以上に車速が落ちる場合もあって、燃費に影響することも。
1.5Lディーゼルエンジン搭載車
郊外・幹線道路では、一年を通して燃費は16㎞/L~24㎞/Lを記録しました。
スムーズに車が流れている場合、コンスタントに20㎞/L以上をキープできることも。
バイパスを一定速度で、1時間程走行(距離30km程度)した場合、燃費が30㎞/L以上に跳ね上がることもあります。
マツダ2の高速道路中心の燃費は?
1.3Lガソリンエンジン搭載車
スムーズに車が流れている高速道路での燃費は、通常18km/L~20km/Lをキープすることが可能。
アクセルをあまり踏まず、スムーズな加速を心掛ければ、燃費は最大で23㎞/Lを記録することもあります。
地面との接地感は抜群で、高速での安定感は特筆するものがあり、燃費が良くなる要因の一つになることも。
1.5Lディーゼルエンジン搭載車
スムーズに車が流れている高速道路では通常22km/L~25km/Lの燃費を記録し、希ですが30㎞/Lというびっくりするような燃費も記録することも。
1500回転からの加速感は抜群で、トルクもあるので、あまりアクセルを踏み込まなくても、登り坂や高速道路の合流がこなせるので、高燃費に繋がっているようです。
マツダ2の平均実燃費は?
1.3Lガソリンエンジン搭載車
平均実燃費は15km/L~18km/Lをキープすることができます。
新車購入後1000㎞までの慣らし運転中は、若干燃費が悪い傾向も。
1.5Lディーゼルエンジン搭載車
一年を通して平均実燃費は19km/L~24㎞/Lをキープできます。
農道や山岳路の走行(45%)、高速道路の走行(45%)、市街地の走行(10%)といったパターンだと21km/L~22km/Lとなっています。
街乗りで繰り返される「DPFフィルター再生」が原因で、燃費が悪くなることがありますが、トータルで考えれば、非常に燃費が良いエンジンです。
ライバル車の実燃費と比較!
1.3Lガソリンエンジン搭載車とトヨタのヴィッツ(1.3Lエンジン搭載車)で実燃費を比較
マツダ2の平均実燃費が15 km/L~18km/Lに対して、トヨタのヴィッツ(1.3Lエンジン搭載車)の平均実燃費は13 km/L~18km/Lなのでほぼ互角といっていいでしょう。
1.5Lディーゼルエンジン搭載車とホンダのフィット(1.5Lエンジン搭載車)で実燃費を比較
マツダ2の平均実燃費が19km/L~24㎞/Lに対して、ホンダのフィット(1.5Lエンジン搭載車)の平均実燃費は16~19km/Lなのでデミオの圧勝となっています。
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンなので比較に難しい面もありますが、燃費、燃料の値段だけを考えれば、マツダ2の購入がお得感があります。
フィットハイブリッドの平均実燃費は22~24㎞/Lなので、マツダ2のディーゼルと実燃費はいい勝負です。
マツダ2 ディーゼルの燃費が落ちる?DPFフィルター再生とは
他の競合車種に比べ、抜群の燃費を誇るマツダ2の1.5Lディーゼルエンジン搭載車ですが、DPFフィルター再生のおかげで、燃費がガタ落ちになることがあります。
DPFフィルター再生は、定期的に行う場合と、強制的に行われる場合があるようです。
定期的に行うDPFフィルター再生は避けられませんが、強制的に行われる場合のDPFフィルター再生の頻度減らすことで、格段に燃費が向上します。
強制的に行われるDPFフィルター再生の頻度を減らす簡単な方法は、できるだけ急加速をしないことです。
急加速を行うことで、燃料過多に陥り、黒鉛が発生しやすくなります。
発生した黒鉛により、通常に走行した場合に比べ、DPFフィルターの目詰まりが多く発生し、強制的に行われるPFフィルター再生の頻度が増すことが考えられます。
このようなことから、できるだけ加速する時はアクセルのべた踏みを避け、じわりじわりアクセルペダルを踏み、スムーズな加速を心掛けましょう。
また、ディーゼルエンジンのコンディションが悪いと黒鉛が発生しやすいです。
マツダ2のインジケータランプの中で、レンチマークが点灯したら、放置することは厳禁です。
マツコネで確認するとオイル点検/交換の時期ですという指示がでる場合が多です。
自分でエンジンのオイルレベルゲージを使ってオイルの汚れを点検して、交換が必要かどうか判断することもできますが、普通の人にはオイルの汚れを判断できない場合もありますので、自信がない人はディーラーで点検を受ける方法もあります。
オイルが汚れたまま走行し続けるとディーゼルエンジンのコンディションが悪くなりますので、注意が必要です。
人によってマツダ2の購入金額は違う
実燃費も重要ですが、気になるのはやはり価格ではないでしょうか。
マツダ2を安く買うには、出来るだけ値引きをしてもらうことですが、この値引き額は一定ではありません。
交渉次第で、買う人によって値引き金額は変わります。どうせなら人よりも多く値引きしてもらいたいですよね。
当サイトのマツダ2値引き交渉マニュアルを見れば、交渉が苦手な人でも簡単にマツダ2から値引きを引き出すことが出来ます!
是非ご参考ください。
マツダ2参考グレード |
マツダ2 13-スカイアクティブ FF 1020㎏ |
マツダ2参考グレードカタログ燃費 |
25.0km/L |
渋滞を含んだ都市部の一般道の燃費 |
11.6km/L |
流れの良い一般道の燃費 |
17.6km/L |
高速道路走行時の燃費 |
21.2km/L |
マツダ2総合平均実燃費 |
16.8km/L |
マツダ2参考グレードガソリンタンク量 |
35.0L |
平均実燃費からガソリン満タンで走れる距離(ガソリンタンクに5L残し) |
30.0L×16.8km/L=504km |
・ガソリン満タンの金額(ガソリンタンクに5L残し) ※ガソリン価格は2014年4月現在全国平均 |
30.0L×レギュラー157円=4710円 |