デミオの査定が高くなる時期

デミオを売る時期によっても、買取金額に差が出ることがります。

デミオのクリーンディーゼルエンジン車は、中古車市場でも人気のグレードなので、ディーゼル車なら年間を通して安定した買取相場があります。スカイアクティブグレードも同様です。

それ以外のガソリン車になると、時期による相場の変動の影響を受けやすくなってしまいます。

デミオを高く売るなら、査定が高くなる時期に合わせて査定してもらうと良いでしょうね。

春の新生活に向けて2～3月の中古車需要が多くなる時期

下の表は自販連の中古車登録台数の統計データから、2013年~2015年の各月の中古車販売台数をまとめたものです。

自販連の表

上の表を見ると、3月の中古車販売数がダントツに伸びているのが分かります。

これは新社会人や学生が、4月からの新生活を控えて通勤や通学で車が必要になり、中古車がよく売れる時期になります。

特にデミオの中古車は価格がリーズナブルで運転しやすいコンパクトカーなので、新社会人や学生から好まれる車種です。

買取業者も4月からのコンパクトカーの需要を見込んで、正月明けの1月～3月中にデミオを積極的に買取ます。積極的に買い取る事により、他の買取店やディーラーなどと競争が生まれ、デミオの買取金額が上がっていきます。

なので、新生活が始まる前の1年で一番の需要期に備えて中古車を仕入れる1月～3月中旬の間は、デミオの買取相場が高くなってくるのです。

大型連休の前

5月のゴールデンウィークやお盆の夏休み、年末年始などの連休前は、「買ったばかりの車でドライブに行きたい」「趣味のアウトドアで車を使いたい」などの需要から、デミオの中古車が売れる時期になります。

GW前なら4月、夏休みなら7月、秋の行楽シーズンなら9月、そして年末年始の休みが始まる12月中旬まではデミオの中古車需要が高まることから、買取金額も高めになります。

ボーナス時期

ボーナス商戦では新車も売れますが、デミオの中古車もよく売れる時期になります。どちらかと言うと夏のボーナス時期の方が販売台数は増えるようです。

夏のボーナス商戦では6月～7月の需要期に向けて、5月の連休明けから6月の間は、買取店や中古車販売店がデミオを多く仕入れます。

冬のボーナス時期は、12月の需要に向けて11月～12月前半位まで買取台数が多くなり、デミオの買取相場が上向くでしょう。

自動車メーカーの決算時期

自動車メーカーの決算は年度末の3月です。中間決算は9月になります。この決算時期は、自動車メーカーが販売台数を稼ごうとして、新車がよく売れる時期になります。

新車が売れると言う事は、下取り車が多く出てくるので、ディーラーや買取店の間で中古車買い取りの競合が生まれます。競合する事により、買取金額が引き上げられ、デミオの買取相場が上昇します。

自動車メーカーでも中古車を販売しているので、今では自社メーカーにこだわらず他社の中古車も販売しています。当然新車販売と同じ決算なので、年度末は中古車の仕入れと販売が盛り上がる時期になります。

年度末の3月に販売台数が多くなるので、お正月明けの1月～3月中旬までの間は、買取合戦が熱を帯びてきます。この時期にデミオを売れば、高価買取で売れる確率が高くなります。

デミオの買取金額が下がる時期は？

では反対にデミオの買取相場が下がる時期はいつなのか？まとめてみました。

一番デミオの査定に不利なのは年末です。12月も中旬を過ぎれば、年内にデミオを仕入れても年内中に売買出来るかどうかと言ったら簡単ではないでしょう。

そのまま売れずに残ってしまうと在庫のまま年を越すので、今度は年落ちと言って年式が1年古くなってしまいます。

年式は走行距離と同じように、デミオの査定金額を左右する大きな要因になります。なので年末にデミオを売る場合は、この年落ちが考慮され買取金額は低くなりがちです。

12月にデミオを売るなら、12月上旬に早めの時期にスピーディに売ってしまいましょう。

5月の大型連休直後は中古車の販売が一時的に鈍くなってきます。この時期は中古車が比較的売れにくい時期になるので、デミオの買取金額が若干下がってしまう事があります。

フルモデルチェンジが行われると、旧型のデミオを下取りに出して、新型に買い替えるケースが多くなります。

そうなると一時的に旧型デミオの中古車が多くなり、在庫がだぶついて来ます。すると中古車の販売価格を下げないとデミオが売れないので、この時期はデミオの買取相場が下がる傾向にあります。

と言っても結局はデミオを売りたい時、次の車に買い替えたい時が、デミオの売り時になります。年末とGW直後を避ければ、買取相場は安定してくるので、その時の買取相場の上限でデミオを売りましょう！