マツダ CX-5の実際の燃費は？走行条件別の実燃費を検証！

ここでは、CX-5の実際に走行したときの実燃費を紹介します。

渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでCX-5の燃費が実際どの位なのか？燃費数字を出してみました。

CX-5は、2,200ccディーゼルターボエンジンと、2,000ccガソリンエンジン、2,500ccガソリンエンジンの3つのパワーユニットを用意しています。

駆動方式は、ディーゼルと2,500ccガソリンがFFと4WDの設定があり、2,000ccガソリンはFFのみとなります。
今回は、ディーゼル4WDと2,000ccガソリンFFの2つをチョイスしました。

※調査対象グレード

CX-5 XD L Package ４WD
CX-5　20S FF

車両重量

1,620㎏（XD）
1440㎏（20S）

CX-5の市街地（渋滞含む）の燃費は？

CX-5実燃費

11.3.㎞/L（ディーゼル）
9.3㎞/L（ガソリン）

まずまずの実燃費性能

FFモデルでも車両重量1,400㎏超え、CX-5ディーゼルに至っては1,600㎏を超える車ですので、市街地燃費はどうしても厳しい条件となります。

それを考えれば、両モデル共にまずまずの頑張りではないでしょうか。

CX-5の郊外・幹線道路の燃費は？

CX-5実燃費

14.9.㎞/L（ディーゼル）
14.4㎞/L（ガソリン）

幹線道路ではしっかりと伸びるCX-5の実燃費

ディーゼルは重量級の車体に４WDという、燃費には厳しい車体構成ですが、幹線道路ではしっかりと燃費を伸ばしています。

2000ｃｃガソリンモデルも街中と一変して、流れの良い幹線道路中心の走行では、実燃費が伸びています。

CX-5の高速道路中心の燃費は？

CX-5実燃費

17.9.㎞/L（ディーゼル）
15.2㎞/L（ガソリン）

良好な高速走行の実燃費

幹線道路燃費の結果から期待通り、高速走行では更に燃費を伸ばしました。

ハイブリッド無し車両として考えれば、CX-5は充分に良好な燃費だと思います。

また、口コミサイトではユーザーもCX-5の実燃費に満足しているようです。

CX-5の平均燃費は？

CX-5の平均実燃費

14.7.㎞/L（ディーゼル）
12.3㎞/L（ガソリン）

CX-5は平均実燃費も良好

幹線道路と高速道路での燃費の伸びがある為、CX-5の総合実燃費も良好な結果となりました。

市街地のみの走行となると、いささか厳しい結果となるでしょうが、それでも車両重量や駆動方式等の条件から、納得のいく燃費結果になると思います。

ライバル車の実燃費と比較！

CX-5と日産 エクストレイルの実燃費を比較

以前はエクストレイルの車種設定にもクリーンディーゼルがありましたが、現在は2,000ccガソリンエンジン＋ハイブリッドと2,000ccガソリンエンジンという構成となります。

※車両重量比較
CX-5　　　　　：1,620㎏（４WDディーゼル）
CX-5　　　　　：1,440㎏（2WDガソリン）
エクストレイル：1,640㎏（４WDハイブリッド）
エクストレイル：1,500㎏（４WDガソリン）

市街地の燃費を比較

CX-5　　　　　：11.3㎞/L（ディーゼル）
CX-5　　　　　： 9.3㎞/L（ガソリン）
エクストレイル：13.6㎞/L（ハイブリッド）
エクストレイル： 9.4㎞/L（ガソリン）

ガソリンエンジンモデルの両車は、完全に互角の性能となりました。

CX-5ディーゼルとエクストレイルのハイブリッドでは、エクストレイルがハイブリッドの特性を活かして、市街地の実燃費では2㎞/L以上の差をつける結果となりました。

やはり、市街地でのハイブリッド効果は圧倒的なものがあるという事が分かります。

幹線道路の燃費を比較

CX-5　　　　　：14.9㎞/L（ディーゼル）
CX-5　　　　　：14.4㎞/L（ガソリン）
エクストレイル：16.3㎞/L（ハイブリッド）
エクストレイル：13.0㎞/L（ガソリン）

幹線道路の燃費も市街地と同様に、エクストレイルハイブリッドが素晴らしい燃費となりました。

ガソリンエンジン同士の比較では、車両重量の軽いCX-5が有利なのか、エクストレイルに1.4km/Lの差を付けています。

高速道路の燃費を比較

CX-5　　　　　：17.9㎞/L（ディーゼル）
CX-5　　　　　：15.2㎞/L（ガソリン）
エクストレイル：18.8㎞/L（ハイブリッド）
エクストレイル：15.3㎞/L（ガソリン）

高速道路に於いても、エクストレイルハイブリッドが素晴らしい実燃費を出し、CX-5ディーゼルに差をつけました。

ガソリンエンジンでは、CX-5、エクストレイルともに互角の実燃費となりました。

FFと４WDの走行抵抗の差、車両重量の差が、若干のストップ＆ゴーが入る幹線道路でCX-５ガソリンに有利に働きましたが、高速道路では一定の速度で走る分、エクストレイルガソリンのネガティブな条件が消され、車両重量の軽いCX-5と同等の実燃費を記録しました。

平均実燃費を比較

CX-5　　　　　：14.7.㎞/L（ディーゼル）
CX-5　　　　　：12.3㎞/L（ガソリン）
エクストレイル：16.2.㎞/L（ハイブリッド）
エクストレイル：12.6㎞/L（ガソリン）

平均燃費では、CX-5ディーゼルとエクストレイルのハイブリッドでは、1.5㎞/Lの差となりました。

当然ながら、使用燃料が違う為、燃料代として考えるとCX-5の優位性も浮かび上がってきます。

ガソリンモデルは、どちらも互角の燃費性能で、燃料代も同等ということになります。

カタログ燃費達成率を比較

CX-5　　　　　：14.7.÷18.0＝81.7%（ディーゼル）
CX-5　　　　　：12.3÷16.4＝75.0%（ガソリン）
エクストレイル：16.2.÷20.0＝81.0%（ハイブリッド）
エクストレイル：12.6÷16.0＝78.6%（ガソリン）

達成率については概ね良好な結果となりましたが、CX-5、エクストレイルともにガソリンモデルは80%に到達できませんでした。

ユーザー視点に立って燃費性能を考えると、メーカーが誇らしげに公表しているJC08燃費データではなく、実燃費としての達成率に関心が向くと思います。

実燃費データは、市場に車が出て初めて分かる事ですので、新モデル発売と同時に乗り換えをされたユーザーにとっては、自身が身をもって体験することになりますので、場合によっては期待を下回る実燃費に落胆する事もあるかもしれません。

しかし、どのメーカーも、エンジンやハイブリッドユニットなどは限られた数しかなく、それらを多くの車種に搭載しています。

なので、当管理サイトの燃費ページで取り上げている車種に搭載されているパワーユニットの実燃費を知ることで、新型車の実燃費性能を予測することは可能です。

当管理サイトの燃費ページに掲載されているデータを、購入検討されている新型車の実燃費性能と捉えて頂き、ユニットの改良がされている情報があれば、もう少し期待値を上げて頂ければ良いでしょう。

イチかバチかで高額な車を購入するのではなく、データから予測を立てて満足のいく買い物をして頂く為に、ご参考下さい。

実燃費から見るCX-5は『買い』か？

エンジンを動力としながら、燃費性能を高次元で高めているので、CX-5は素晴らしい車だと思います。

ディーゼルエンジンの音や振動は、無くなったわけではありませんが、私たちが長年馴染んできた自然なドライブフィールを持っており、ハイブリッド車に違和感を感じる方にとっては非常に魅力的な車ではないでしょうか。

今回取り上げたCX-5ディーゼルは4WDですが、FFモデルもラインナップされており、ユーザーの使用環境に合わせて選択することができます。

CX-5の値引き交渉はしっかりとやろう

CX-5を購入するなら、気になるのはその価格ですね。

新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。

当サイトのCX-5値引き交渉マニュアルを見れば、簡単にCX-5から値引きを引き出すことが出来ます！是非ご参考ください。

CX-5のガソリン代や自動車保険料などの節約には【CX-5の維持費を安くする】もご覧ください。

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