ダイハツのコペンの初代は2002年とかなり昔に販売されており、12年目となる2代目が2014年に登場しました。
コペンでは「感動の走行性能」をテーマの一つとして掲げており、期待以上の走りを見せてくれるはずです。
「座高が高い人が普通に乗るとフロントガラスと重なるので上手く調節しなければならない」「長距離運転の後はさすがに疲れる」という意見が出回っていたものの、コペンは最大トルクの発生回転数が3,200rpmなので動力性能を有効活用しやすいのではないでしょうか。
パワーが足りないので走り具合に満足できない人はいらっしゃるかもしれませんが、後輪の安定性を最優先させているので高速道路の横風にも強くなっております。
走行安定性と操舵感に関してコペンは不便が一切なく、様々なユーザーの目線に立って作られたのです。
「マニアックな軽自動車が欲しい」「スポーツ性を高めたい」という人は、他の車種の方が適しているかもしれません。
しかし、走行安定性を重視している人には最適で、見た目通り軽快な走りを見せてくれます。
実際に、コペンに乗った人が走行性能に関してどのような評価をくだしているのか以下ではまとめてみました。
- 軽なので加速に関してはあまり期待できない
- クラッチやブレーキにクセはなくハンドルの戻りも良いので使いやすいと思った
- 元々車が持っている前後バランスが良いので扱いやすい
- 明らかにブレーキの効きが悪かったが借り出した車に問題があったのかもしれない
- サイズが小さくてもスポーツカーを思わせる楽しい車だった
- 郊外のワイディングロードを走るには適しているが、ボディの弱さが目立つのでパワーをかけない方が良い
- スピードが速いというわけではないがコペンは乗っていて爽快感があった
- MTが1リットル当たり22.2km、CVTが1リットル当たり25.2kmがカタログの燃費で、自分は18km程度だから妥当だと思う
- 走行性能が高いからなのか走っていて楽しいと感じる
ダイハツのコペンは意外と走り具合が良いと評判で、「感動の走行性能」がキャッチコピーのようなものなので当然かもしれません。
初心者にも取り扱いやすいタイプの車種ですし、スピードを出さなくても十分にドライブを楽しむことができます。
若者からもシニア層からも支持を得ておりますし、2代目の登場から少々時間は経っているものの、人気が急激に衰えることはないはずです。
コペンのエンジンスペック
ダイハツ発表のコペンのエンジンスペックです。
排気量 660cc インタークーラー付ターボ
最高出力 47KW[64PS]/6,400rpm
最大トルク 92N・m[9.4kgf・m]/3,200rpm
燃費 22.2-25.2km/L