キャストの購入データ
契約日 | 2017年5月20日 |
ネーム 年齢 性別 | イエローマリン/30代後半/男性 |
商談地 | 東京都 |
購入グレード | キャスト アクティバGターボ SAII |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | -- |
オプション総額 | 316,635円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 220,000円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 220,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,350,000円 |
下取り車 | スズキ ワゴンR 1999年式 シルバー |
下取り車の価格 | 50,000円 |
下取り車の売却先 | ディーラー (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
ダイハツのキャストを購入しようと思いました。しかし反対勢力がいたのです。それは妻でした。キャストが嫌だとかいうわけではなく、ただ単純に乗り換えに反対しているのです。
「まだまだ今の車、乗れるでしょ」
妻はこう言います。確かに壊れて動かなくなったわけではありません。乗れると言えば、乗れます。
でもさすがに18年も乗り続けた車をこれ以上乗るのはどうかと思います。いつ壊れるか分からないのです。とかいいながら、なかなか壊れないのですが。
私が妻に何度もお願いして、やっとキャスト購入の許可が出ました。でも厳しい条件付きです。総額で130万円以内と決められました。1円でも超えたら、買わないと言うのです。
なかなかに厳しい条件ですが、とりあえず妻の許可を得たので、気が変わらないうちに、私はダイハツへ行きました。
「なかなか厳しい条件ですね」
ついてくれたセールスさんに事情を話し、大きな値引きを要求します。しかしかなり厳しいようで、商談は初めから雲行き怪しい雰囲気となっていました。
「この予算以内にしようとなると、25万円以上もの値引きが必要になります。これは今までにしたことのないほどの値引きになります」
「そこをなんとか」
懇願するように、頭を下げます。
下取りはあるけど、古すぎて値段も付けられない。値引きは破格の要求。セールスさんにとっても苦しい状況なのでしょう。
セールスさんが聞いてきます。
「一度奥様と話してみましょうか?せめて少しくらい、譲歩して頂けないか」
セールスさんはそう言いますが、私は止めました。
「いや、それはやめときましょう。きっとそんな電話がディーラーからあったら、その時点で妻の気持ちが変わってしまいます」
「そ、そんなに厳しいんですね?」
「そんなに厳しいです」
情けない話ですが、妻のご機嫌を損なうと、買えるものも買えなくなってしまいます。
セールスさんが見積書を手にして、唸ります。
もうできることはしていました。初めはオプションも幾つか選んでいましたが、今では全て外しています。フロアマットでさえ、外して計算してもらっているのです。
「そうですね。諸費用とかもなんとか調整して…」
セールスさんがぶつぶつと言いながら、考えてくれています。私はただ黙って待っていました。
「○○様」
「はい」
「下取りとか色々なところを調整して、なんとか予算以内で頑張ります」
いきなりのことで、私は正直驚きました。
「本当ですか?」
「○○様にもオプションを全て外してまで、切り詰めて頂いているのです。私もそれに応えます」
「ありがとうございます。本当にすみません」
「いえいえ、ダイハツを選んで頂いて、ありがとうございます」
こうしてセールスさんの頑張りのおかけで、キャストを購入することができました。
本当にセールスさんには申し訳なかったですね。感謝です。