ダイハツのウェイクはとにかく背が高いことが大きな特徴で、「風に煽られないか?」「乗り心地が悪くなるのではないか?」と不安を抱いている方は多いはずです。
しかし、重心は低く設計されているのでよほど強い風が吹いていなければハンドルを取られることはなく、運転席も後部座席も乗り心地は良くなっております。
メーカーが推しているセールスポイントは、「軽自動車最大の室内高」「変幻自在のミラクルラゲージ」「低速走行時の追突や衝突を防ぐためのスマートアシスト」などです。
一方で口コミや評判を見てみると、ウェイクの内装と乗り心地の良さを推している意見が意外と多く、視点の高さやシートの硬さが高い評価を得ておりました。
元々の乗り心地が良いウェイクならば、部品を変えて改善する必要はなさそうです。
シートの硬さに関しては賛否両論なので一概には説明できませんが、軽自動車ユーザーに歓迎される仕上がりになっているのは間違いありません。
そこで、ウェイクの乗り心地が実際にどのような評判を得ているのか下記ではまとめてみたので、一度参照しておいてください。
- 足が硬いので空気圧を1割程度落とすと落ち着く
- 運転席と助手席はかなり乗り心地が良くて長時間に渡って運転していても疲れない
- 硬めの脚が扁平タイヤと相まるので乗っていて良いという感触は受けなかった
- リアサスペンションが硬いことが原因なのか後部座席の乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。
- 競合他車と明らかな差はないけれど特に不満は持っていない
- コメントで多かった突き上げ感はないしマイルドな車だと思った
後部座席の乗り心地に関して不満は多少は多かったものの、全体的にウェイクの評価は高いと感じました。
後席に関しては広々としたスペースを確保できるので、乗り心地の悪さもカバーできるはずです。
ウェイクの静粛性について
ウェイクは広々とした空間を保つために車内をギリギリまで大きくしており、ドアが薄めに作られているということで静粛性は少々低くなっております。
もちろん、「うるさくて嫌になる」という意見は少ないですし、「思いのほか静かで振動もなかったから安心して乗れる」という口コミもありました。
しかし、静粛性の高さをウリにしているような車種と比較すれば多少は騒がしいですし、高速道路での風切り音が気になるケースは多いはずです。
特に、ウェイクのターボは静粛性が高いという意見が出回っており、そこまで酷くはありません。
足回りの設定やタイヤサイズによって異なるものの、「うるさくて会話ができない」という状況には陥らないはずです。
ウェイクの乗り心地に効く足回り
メーカー発表のウェイク足回りのスペックです。
Fブレーキ ベンチレーテッドディスク
Rブレーキ リーディング・トレーリング
Fサスペンション マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
Rサスペンション トーションビーム式コイルスプリング/3リンク式コイルスプリング
Fスタビライザー --
タイヤサイズ 165/55R15 155/65R14
ウェイクは、ブレーキ部分や各ベアリング部分など、転がりに関わる部分の抵抗を徹底排除。結果、転がり抵抗が減って、スムーズな走りと乗り心地を実現しています。