ジムニーの購入データ
契約日 | 2016年9月29日 |
ネーム 年齢 性別 | オーリス/20代後半/男性 |
商談地 | 東京都 |
購入グレード | ジムニー XG |
メーカー オプション | -- |
ディーラー オプション 他装備付属品 | フロアマット |
オプション総額 | 12,000円 |
車庫証明 | カット |
納車費用 | カット |
車両本体価格 からの値引き額 | 135,000円 |
オプションからの 値引き額 | -- |
無料サービス品名 | -- |
値引き合計額 | 135,000円 |
購入総額 (下取り分含まず) | 1,414,958円 |
下取り車 | -- |
下取り車の価格 | -- |
下取り車の売却先 | -- (45秒のオンライン無料査定) |
値引き交渉レポート!
「絶対に反対だからね」
彼女は最後の最後まで反対をしてきました。
私が購入する車で揉めに揉め、ここまできても彼女の同意を得ることはできなかったのです。
スズキのショールーム。
平日の夜に来たので客は私以外にはいません。
本当なら彼女とくるつもりだったのに、彼女は来ていません。
「やはり彼女さんの同意は得られませんでしたか?」
「申し訳ないです、なんかただ迷惑をかけただけで」
前々から何度も対応してくれていたセールスさんでした。
一緒になって彼女を説得しようとしてくれたのですが、ダメだったのです。
「なにがそんなにダメなんですかね」
セールスさんも首を傾げながら言います。
私も首を捻るしかありません。
スズキのジムニー。こんなにかわいい車はないのに。
初め彼女にこれにしようと思うと伝えたとき、きっと気に入ってくれると思っていたのに。
結果はこんな車はやめて、でした。
一度見ただけでは分からないと説得をしながら強引に何度か連れてきたのですが無駄に終わったのです。
「どうしましょうか?彼女さんが納得する車を探されますか?」
セールスさんが聞いてきます。
私はしばらくセールスさんの目を見つめ、そして思っていることを口にしました。
「いえ、やはりジムニーを購入しようと思います」
「ええ?!で、でも…」
セールスさんはびっくりします。
しかし私の心は決まっています。
「高いお金を払うのに、気に入ってもいない車なんか買えません」
「そ、それはそうですけど…」
さすがにあれほど彼女も反対をしていたので、セールスさんとしてもびっくりな私の決断だったようです。
「でも大丈夫でしょうか?後で大きな問題になりませんか?」
セールスさんとしては私たちの内輪揉めも嫌でしょうし、決めたけどやはりキャンセル。
という事態になることも嫌でしょう。
私は首を軽く振って言いました。
「大丈夫です。いや、大丈夫ではないかもですが、セールスさんに迷惑はかけません」
セールスさんはそれでも不安そうです。
「心配しなくてもキャンセルとかはしませんよ。彼女と別れてでもジムニーに乗りたいのです」
「そうですか。そこまで言って頂けましたら私も嬉しいですが」
「まだあの在庫車はありますよね?すぐにでも乗りたいんだから」
他の店で展示している、即納の車を狙っていました。
展示車ということで、値段も安くしてもらっています。
「大丈夫です。まだあの車は売れていません。即納でいけますよ」
「それは良かった。ぜひおさえてください!お願いします」
「分かりました。ありがとうございます。色々あるとは思いますが、私も出来る限りはご協力致します。何でも言ってくださいね」
「ありがとうございます」
こうしてジムニー契約となりました。
さてこれから彼女に何と言おうか。
れのジムニーを買えて嬉しいのと、不安が絡み合った感じです。