日産ニュースリリースより
-----
新型「セレナ」を発売
-- ならびに「ライダーシリーズ」「LVシリーズ*」を発売 --
日産自動車(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、「セレナ」をフルモデルチェンジし、5月31日より全国一斉に発売する。
SHIFT_ capacity 1BOXの可能性をシフトする。
あらゆるシーンに対応し、休日の楽しみを満喫できる1BOXへ。
今回発売する「セレナ」の最大の特長は、広い居室空間と、使い勝手が良く楽しさにあふれた装備である。目的地まで快適に過ごせるクラストップレベルの広い室内と、レジャー用具をたっぷり積み込める荷室を提供するとともに、大開口両側スライドドアや低いステップとフロアを採用して、乗降性を向上させている。
加えて、大きなサイドウインドウは、乗員の開放感と視界の良さを確保し、さらに、電動パワーアシストによる軽いシフト操作などとあわせて、運転のしやすさを実現している。多彩なシートアレンジや、リヤエンターテイメントシステム、インカーホンなど、楽しさを演出する機能も搭載している。
また、「MR20DE」エンジンとエクストロニックCVTの組み合わせにより(2WD車/4WD車とも)、実用域での優れた発進加速と燃費を実現している。
*:日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。
「セレナ」の特長は以下の通り。
●見てBIG
・長距離でも、目的地まで快適に楽しく過ごせるBIGな居室空間
・大きなレジャー用具でも迷わず積み込めるBIGな荷室空間
・どの席に座っても開放感が感じられる特徴的でBIGなサイドウインドウ
●さわってEASY
・大開口スライドドアと低いフロアによるEASY乗り降り
・初めての人でも、迷うことなくできるEASYシート操作
・圧倒的な視界のよさと軽い操作力のシフトによるEASYドライブ
●使ってFUN
・色々なシートパターンを1台で楽しめるFUNシートアレンジ
・目的地までの時間を楽しく演出する、たくさんのFUNアイテム
<販売目標台数> 6,000台/月
<取り扱い販売会社>
NISSAN Blue Stage:日産系、モーター系各販売会社
NISSAN Red Stage:サティオ系、プリンス・チェリー系各販売会社
*全車種取り扱い店(NISSAN Red & Blue)を含む
<発表展示会> 6月4日(土)、5日(日)
<車両概要>
1. デザイン
エクステリアデザインのテーマは「アクティブ(ACTIVE) & スペーシャス(SPACIOUS)」。ステップのある特徴的なキャラクターライン『シュプールライン』を持った大きなサイドウインドウと、安定感のあるモダンなキュービックボディをベースに、「都会的で個性的な」イメージの20RX/20RS、「上質で落ち着きのある」イメージの20G/20Sの2つのデザインとした。
「20RX/20RS」
・バンパー、フードとスムージングした、ボディ同色のフロントグリル。
・立体的で安定感のあるフォルムを演出するバンパー、ボディ下部のアクセントカラードベルト。
「20G/20S」
・ワイドですっきりとしたデザインのメッキ処理されたフロントグリル。
・エアロ感とボディサイドへの一体感を演出する、スポイラー風に張り出させたフォグランプ周り。
インテリアデザインのテーマは、「アクティブ(Active) & ルーミー(Roomy)」。大きな窓と低いウエストライン、広がりのあるインストルメントパネルにより、明るく開放感のある空間を実現している。
・上段部が横方向への広がりをもち、下段部は柔らかい形でドアトリムにつながる2段構成のインスト
ルメントパネル。
・スイッチや操作ダイヤルを運転席周りに集中させたシャープで機能的なメータークラスターとセンタークラスター。
・アームレストや乗降用グリップとしても使える、特徴的なグリップを持つドアトリム。
・大きな空間に負けない、スクエアでゆったりと厚みのあるシート。
2. 見て“BIG”
クラストップのBIGな室内空間を実現。広い空間と大きな窓により、どの席でも目的地まで快適に楽しく過ごせるキャビンと、大きなレジャー用具も迷わず積み込める荷室空間を確保した。
・クラストップレベルの足元スペースとヘッドルームにより、全席でゆとりの居住性を実現。
・サードシート使用時でも十分なスペースを確保し、荷室最大時には、マウンテンバイク4台の積載ができる大きな荷室空間。
・9インチゴルフバッグ等が収納できる大容量ラゲッジアンダーボックス。
3. さわって“EASY ”
大きな両側スライドドア、低いステップとフロア高により、スムーズな乗り降りを可能とするとともに、大きな窓による広い視界を確保し、運転のしやすさを向上させた。
・乗降性の良さを実現した、大開口両側スライドドアと低いステップ。
・ロック解除ストラップと連動する、シートバック前倒れ連動機構とアシストスプリングにより、女性でも片手で跳ね上げられるイージーアップサードシート。
・シフト操作力を軽減させる電制パワーアシストシフト。
・前方と側方の路面不可視距離の短縮による、良好な視界。
4. 使って“FUN ”
簡単で楽な操作による多彩なシートアレンジに加え、インカーホン、リヤエンターテイメントシステム(後席電動式9インチワイド液晶モニター、DVDビデオプレイヤー)等、楽しい便利機能を搭載した。
・シートバックを折りたためばテーブルとして、さらに前方にスライドすればフロントシートのテーブルにもなる2列目中央部のセカンドマルチセンターシート。
・冷たい飲みものがぬるくなったり、チョコレートがとけたりすることを、エアコンからの冷気により抑制するインストクールトレイ。
・フロントとサード席に専用のマイクとスピーカーを設定し、双方向の会話をスムーズに楽しめるインカーホン(車内会話補助装置)。
5. メカニズム
・MR20DEエンジンとエクストロニックCVTとの組み合わせにより、シャープなレスポンスと滑らかな加速、低燃費を実現(2WD/4WD)。
・Cプラットフォームを採用したゾーンボディにより世界最高水準の安全性を追求。
・フロントにはストラット式、リヤにはトーションビーム式(2WD)、マルチリンク式(4WD)を採用し、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現。
・4輪ディスクブレーキ(フロントベンチレーテッドディスク)を全車に標準装備し、優れた操作感と安心感のあるブレーキ性能を実現。
6. 安全/環境
・前席アクティブヘッドレスト、運転席・助手席SRSエアバッグシステムを全車に標準採用。
・全車が「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV)」*1の認定を受けるとともに、「平成22年度燃費基準+5%以上」を達成し、グリーン税制の優遇措置*2を受けることができる。
*1: 2000年4月より国土交通省が、一般消費者の選択を通じ、排出ガス低減性能の高い自動車の普及を促進するために開始した低排出ガス車認定制度。2003年9月に「平成17年排出ガス規制(新長期規制)」が制定されたことを受け、同年10月に制度が改訂され、NOxおよびNMHCの排出量の低減レベルが基準より50%低減した「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV)」と75%低減した「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」の2種類が設定された。
*2:グリーン税制適合車には、2006年3月31日までの新規登録車に対し、自動車取得税減税(自家用車の場合10,000円の減税)、自動車税減税(登録翌年度から1年間、U-LEV達成車の場合は25%軽減)が適用される。但し、オーテック扱い車種は持ち込み登録のため適用除外となる。
日産自動車の関連会社である(株)オーテックジャパン(神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫)は、今回のフルモデルチェンジに合わせて、「ライダー」、「ライダーS」及びライフケアビークル(LV) *「アンシャンテ」シリーズ、「チェアキャブ」シリーズを5月31日より全国一斉に発売する。
※「アンシャンテ シリーズ」及び「チェアキャブ リフタータイプ」は6月発売、「チェアキャブ スロープタイプ」は8月発売予定である。
セレナ「ライダー」「ライダーS」車両概要>
セレナ「ライダー」は、「強い自己主張を発する存在感、ファクトリーカスタム『Rider』」というコンセプトのもと、専用エアロパーツと専用フロントグリルの採用により存在感のあるデザインとした。インテリアには、シート地にアルカンターラ*を採用するなど、上質な室内空間としている。また、「ライダーS」には、精悍さを主張するスモークメッキのフロントグリル、走りのテイストを高めた専用チューニングサスペンション、ブラック基調のインテリアでスポーティ感を高めた。
<<セレナ「ライフケアビークル」車両概要>
ご好評いただいているアンシャンテシリーズに、新たなラインナップとして運転席のオートステップ、アシストグリップを採用し、小柄な方の乗り降りなどを楽にする「オートステップ運転席タイプ」を新発売する。また、チェアキャブ「スロープタイプ」は車いすの方が2名乗車できる仕様を含めて、幅広いニーズに対応する計4タイプの仕様を用意した。
●アンシャンテ スライドアップシート
(セカンドスライドアップシート/助手席スライドアップシート/セカンドスライドアップシート脱着タイプ)
ワイヤレスリモコン操作でシートが車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への移乗が楽に行える車両である。助手席仕様・セカンドシート仕様・セカンドシートが脱着し車いすになる仕様の3タイプを設定する。
●アンシャンテ オートステップ運転席タイプ
運転席のオートステップとアシストグリップの採用により、小柄な方などが運転席への乗り降りを楽に行え、狭い場所での乗り降りにも有効な車両である。
●アンシャンテ 送迎タイプ
スライドドア部分にオートステップや乗降用手すり、サードシートへの乗り降りをスムーズにするための折りたたみ式補助席(専用レイアウト)により、施設での送迎だけでなくお年寄りやお子様の乗り降りが楽に行うことができる車両である。
●チェアキャブ リフタータイプ
簡単なリモコン操作で昇降する全自動リフターを装備、プラットホーム上で車いすの固定が可能なため介助者の負担を軽減しながら、車いすのまま楽に乗り降りが行える車両である。
●チェアキャブ スロープタイプ
ニールダウン機構の採用によりスロープの傾斜を緩やかにし、リモコンのスイッチ操作のみでスロープが電動で開閉する。介助者と車いすの方が一緒に乗降でき、安心して乗り降りが行える車両である。今回新設定する車いすの方が2名乗車できる「車いす2名仕様」のほか、「車いす1名セカンド仕様」「車いす1名サード仕様」「車いす1名送迎仕様」の計4タイプを設定し、ご家庭から施設ユースまで幅広いニーズに対応する。
<取り扱い販売会社>
NISSAN Blue Stage:日産系、モーター系各販売会社
NISSAN Red Stage:サティオ系、プリンス・チェリー系各販売会社
*全車種取り扱い店(NISSAN Red & Blue)を含む