ここでは、オデッセイの実際に走行したときの実燃費を紹介します。
渋滞を含む一般道、車の流れの良い一般道、高速道路などでオデッセイの燃費が実際どの位なのか?燃費数字を出してみました。
※調査対象車種
オデッセイ アブソルートFF(2,400ccガソリン)
オデッセイハイブリッド アブソルート FF(2,000cc+ハイブリッド)
オデッセイの市街地(渋滞含む)の燃費は?
市街地の実燃費
8.4㎞/L(ガソリン)
15.2.㎞/L(ハイブリッド)
健闘しているガソリン車の燃費
オデッセイのガソリンエンジンはK24W型という2,400ccのもので、可変バルブタイミング機構と直噴化で燃費対策を施したエンジンとなっています。
車両重量1,800㎏を超える車体ですので、市街地燃費としては検討していると言って良いでしょう。
良好な燃費のオデッセイハイブリッド
ハイブリッドモデルはLFA-H4型2,000ccエンジンにモーターアシストという組み合わせとなります。
モーターアシストが装備されるため、エンジン排気量を抑えた組み合わせとしています。
ハイブリッドシステムの恩恵で、期待通りの燃費性能と言えると思います。
オデッセイの郊外・幹線道路の燃費は?
郊外・幹線道路の実燃費
10.3㎞/L(ガソリン)
17.6㎞/L(ハイブリッド)
10km/Lの大台に乗せるガソリンモデル
オデッセイのガソリン車は、幹線道路の燃費で10㎞/Lの大台に乗せ、ユーザーの期待に応える結果となりました。
重量ハンデがある中で、この実燃費性能はユーザーとしても満足度が高いと思います。
順当に燃費を伸ばすオデッセイハイブリッド
しっかりと燃費を伸ばし、ハイブリッドに対するユーザーの期待に応えていると思います。
オデッセイの高速道路中心の燃費は?
高速実燃費
12.9㎞/L(ガソリン)
19.8㎞/L(ハイブリッド)
まずまずの燃費のガソリンモデル
高速走行燃費では、ガソリンモデルもまずまずの燃費となりました。これだけ走ってくれれば、ユーザーとしては納得することもできるでしょう。
オデッセイハイブリッドの満足度は高い
20㎞/L目前の結果は、素晴らしいと思いますし、ユーザーの満足度も当然高いです。
オデッセイの平均実燃費は?
実燃費
10.5㎞/L(ガソリン)
17.5㎞/L(ハイブリッド)
期待値をクリアするガソリンモデル
10㎞/Lを超える結果となり、期待値をクリアしていると言えるのではないでしょうか。
満足度が高いオデッセイハイブリッド
ハイブリッドモデルユーザー全体の評価として満足度は高い結果となりました。
オデッセイとライバル車の実燃費と比較!
エスティマの実燃費と比較
※比較対象車種
エスティマ 2.4アエラス(ガソリン)
エスティマハイブリッド アエラス
オデッセイのモデル構成に合わせ、ガソリンモデルに対してはエスティマ2,400ccFF、ハイブリッドモデルに対してはエスティマハイブリッド2,400ccを比較対象としました。
市街地の燃費を比較
オデッセイ(ガソリン) : 8.4㎞/L
エスティマ(ガソリン) : 7.3㎞/L
オデッセイ(ハイブリッド):15.2㎞/L
エスティマ(ハイブリッド):11.0㎞/L
ガソリンモデルは、エスティマ、オデッセイ共に10㎞/Lの大台には届きませんでしたが、オデッセイが1㎞/L優位です。
ハイブリッドモデルは両車とも10㎞/Lを超えましたが、その差は大変大きなものとなりました。
エスティマは4WDという点で燃費面は不利な条件ではありますが、市街地走行の実燃費では、オデッセイハイブリッドの方が上回っているという結果です。
幹線道路の燃費を比較
オデッセイ(ガソリン) :10.3㎞/L
エスティマ(ガソリン) : 9.2㎞/L
オデッセイ(ハイブリッド):17.6㎞/L
エスティマ(ハイブリッド):13.0㎞/L
ガソリンモデルは、幹線道路燃費でもオデッセイの方が勝り、10㎞/Lの大台に達しました。エスティマは、幹線道路でも大台に到達しませんでした。
ハイブリッドモデルでは、両車とも大台に到達しましたが、ここでもオデッセイハイブリッドが大幅に優位です。
高速道路の燃費を比較
オデッセイ(ガソリン) :12.9㎞/L
エスティマ(ガソリン) :12.3㎞/L
オデッセイ(ハイブリッド):19.8㎞/L
エスティマ(ハイブリッド):15.4㎞/L
ガソリンモデルの高速道路燃費では、オデッセイとエスティマは拮抗しています。
ハイブリッドモデルでは、4km/L以上オデッセイハイブリッドの方が実燃費は良い結果となりました。
平均実燃費を比較
オデッセイ(ガソリン) :10.5㎞/L
エスティマ(ガソリン) : 9.6㎞/L
オデッセイ(ハイブリッド):17.5㎞/L
エスティマ(ハイブリッド):13.1㎞/L
平均実燃費に関しては、エスティマのガソリンモデルのみ、10㎞/Lの大台に到達できませんでした。
また、ハイブリッドモデル比較では、4km/L以上の大きな開きがあることがわかります。オデッセイハイブリッドの実燃費が優秀なことが分かりますね。
カタログ燃費達成率の比較
オデッセイ(ガソリン) :10.5÷14.0=75.0%
エスティマ(ガソリン) : 9.6÷12.0=80.0%
オデッセイ(ハイブリッド):17.5÷24.4=72.9%
エスティマ(ハイブリッド):13.1÷18.0=72.7%
カタログ燃費の達成率の高さで見ると、エスティマのガソリンモデルが優秀な結果となりました。
現行エスティマは2006年デビューなので、マイナーチェンジを繰り返しているとは言え、一昔前のカタログ燃費数字となっています。
そのため実燃費との剥離が少なく、カタログ燃費の達成率が良い結果となりました。
オデッセイのハイブリッドモデルは、非常に良好な実燃費ではありますが、残念ながら達成率は良くありません。
実燃費から見るオデッセイは『買い』か?
実燃費性能では『YES』達成率では『NO』。
オデッセイは2013年(ハイブリッドは2016年)に新型として登場したモデルです。
燃費性能の競争が激しい近年に登場した車ですので、実燃費自体は良好なものとなっており、ユーザーとしては満足度は高いでしょう。
車重のあるミニバンで、平均燃費が10キロ台後半と言うオデッセイハイブリッドの実燃費結果は、ユーザーが購入決定する理由として納得がいきます。
但し、カタログ燃費達成率を見ると、ユーザーにとっては残念な結果で、不満を持たれる方がいても不思議ではありません。
販売時にこれだけ燃費性能について大々的に謳っているエコカーですし、技術的な進歩(期待)も踏まえて、当サイトでは公表燃費達成率80%を一つのボーダーラインとして考えています。
同時に、車というのは、燃費性能だけで選ぶものでもありません。直感的に見て好きな車・欲しい車という感覚第一にあっても良いと思います。
その上で納得できる燃費なのかどうかを考える、という選び方もありだと思います。
オデッセイ/ハイブリッドの値引き交渉はしっかりとやろう
オデッセイを購入するなら、気になるのはその価格ですね。
新車は高い買い物なので、出来れば値引きを多くして少しでも安く買いたいものです。
当サイトのオデッセイ値引き交渉マニュアルを実践すれば、多くの方がオデッセイを限界値引きで購入することに成功しています!
オデッセイのガソリン代や自動車保険料などの節約には【オデッセイの維持費を安くする】もご覧ください。
2008年10月16日~2013年9月生産モデルのオデッセイ実燃費
|
|
|
|
|
|
|
|
|